こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、はるです!今回は、最新のサスペンス映画『ドミノ』についてお届けします♪
『ドミノ』は、私たちの記憶が正しいのか、見ている世界が現実なのか、自分が本当に誰なのかといった謎に挑むサスペンス作品なんです。監督のロバート・ロドリゲスさんは、映画『めまい』からインスピレーションを受けて脚本を書いたそうで、ストーリーの印象はフィリップ・K・ディックのSF小説やクリストファー・ノーラン監督作品と近いものがあるんだとか。
物語は、心を病んだ刑事ロークが、行方不明の娘を捜すために奇妙な男性と遭遇するところから始まります。この男性と占い師ダイアナの話を通じて、組織に関する秘密が明らかになっていくんです。まだ序盤で伏線が散りばめられているため、気になって仕方ありません!
さらに、鉄道操車場のシーンでは、遠方の地平が曲がって頭上を覆うスペクタクルな光景が描かれます。これを見ることで、私たち観客も「見ている世界は現実ではないのでは?」と考えさせられるんです。不思議な世界観に引き込まれてしまいますよね!
しかも、この映画は最初の種明かしの後も、さらなる仕掛けが用意されているんです。展開が二転三転し、予測的中とぬか喜びする観客を想像してほくそ笑んでしまうほど。エンディングでもまだまだ驚きが待っているので、最後まで目が離せませんよ!
ロバート・ロドリゲス監督の作品は、アクションシーンとストーリーテリングの絶妙なバランスが特徴的ですよね。過去の作品と比べても、『ドミノ』は一味違うサスペンス作品として画期的だと感じました。ジャンルの刷新に挑戦しながら、王道のストーリーテリングも忘れていないんですよ♪
ただ、残念なことに、この映画の製作はコロナ禍の影響を受けたそうです。撮影日数が削減されたため、いくつかの重要なシーンが割愛されてしまったようです。それが主にダイアナの長い説明台詞に影響してしまったのではないかと推測されています。もっとビジュアルで鮮烈な世界観が描かれていたら、とちょっと残念に思いました。
それでも、55歳のロバート・ロドリゲス監督が新たな時代を予感させる作品に挑んだことは間違いありません。彼の映画愛とストーリーテリングへのこだわりが感じられました♪
これから『ドミノ』を観る方は、予測不能な展開にワクワクしながら鑑賞してくださいね!♪