ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、はるなです!今回は、オスカー5部門にノミネートされた意識高いブラック・コメディ映画「アメリカン・フィクション」についてレビューしていきます♪
この作品は、人生の岐路に立つ黒人作家の物語。セロニアス・エリソンという中堅作家が、教師としての言動が問題視され、さらには新刊の宣伝も兼ねて故郷でのイベントに参加することになります。そこから展開される予想外のストーリーが、一気に観客を引き込んでいきます。
エリソンが思わぬヒットを飛ばすきっかけとなったのは、冗談で書いた本が思いがけず大ヒットを記録するという展開。このストーリー展開には、風刺や倫理観の覆りが見事に描かれており、観る人々に深いメッセージを届けます。
監督のコード・ジェファーソンは、記者から転身した経歴を持ち、自身の体験から生まれた作品の多くは社会的メッセージ性が強く、その作風がこの作品にも色濃く反映されています。主演のジェフリー・ライトも、自らの経験を役に活かして演じることで、作品に深みとリアリティを与えています。
「アメリカン・フィクション」は、差別やステレオタイプについて考えさせられる作品として、今後の映画業界や社会に対するメッセージ性が期待されています。特に、近年のオスカー・レースで多様性や問題提起が求められる中で、どのような反響を呼ぶのか、多くの映画ファンが注目していることでしょう。
私もこの作品には、社会的な問題提起やメッセージ性に加えて、ユーモアや深い人間ドラマが詰まっていると感じました。皆さんもぜひ、AmazonのPrime Videoで「アメリカン・フィクション」をチェックしてみてくださいね!新しい視点が得られるかもしれませんよ♪