ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、みゆです!今回は、11月3日に公開されるドキュメンタリー映画「パトリシア・ハイスミスに恋して」についてお話しします。パトリシア・ハイスミスの作品はサスペンスやミステリーで知られていますが、彼女自身の人生もまた、作品と同じくらい興味深いものなんですよ!
パトリシア・ハイスミスは、名作「太陽がいっぱい」や「キャロル」、「アメリカの友人」などを生みだしたアメリカの作家です。彼女は女性作家としては珍しく、男性作家たちと肩を並べるほどの人気を誇っていました。特に「キャロル」は、1950年代のアメリカでハッピーエンドを迎えた初のレズビアン小説として知られています。
しかしながら、パトリシア・ハイスミスは、自身の同性愛を家族や世間に隠すことを余儀なくされていたのです。このドキュメンタリー映画では、彼女の生涯を追いながら、彼女がなぜ自らのアイデンティティを隠さなければならなかったのか、その苦悩や葛藤を浮き彫りにしています。
この作品では、彼女自身の秘密の日記やノート、貴重な映像やインタビュー音声、そして彼女の作品の抜粋映像が使われています。また、彼女の元恋人たちによるインタビューも取り上げられており、彼女の魅力や当時のレズビアンカルチャーを知ることができます。
監督・脚本はスイスの映画監督、エバ・ビティヤが担当しています。彼女は、ハイスミスの生誕100周年を迎えた2021年に彼女の恋愛生活を描いた日記を読んで感銘を受け、この作品を制作することにしたそうです。
映画のナレーションはグウェンドリン・クリスティーが務め、音楽はノエル・アクショテが担当しています。また、ビル・フリゼールとメアリー・ハルヴォーソンも演奏に参加し、映画の雰囲気を一層盛り上げています。
この映画は11月3日から公開され、新宿シネマカリテや渋谷宮下、吉祥寺のアップリンクなどで上映されます。ぜひ、私と一緒に映画館でパトリシア・ハイスミスの物語を観に行きませんか?彼女の作品に触れながら、アートと人生の融合に瞳を奪われること間違いなしです!それでは、また次回のブログでお会いしましょう〜♪( ´▽`)