ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、すみれです!今回は衝撃的なニュースをお届けします!アウシュビッツの生存者、ダニエル・ハノッホ氏の証言をもとにしたドキュメンタリー映画「メンゲレと私」の予告編が公開されました。この作品は「ホロコースト証言シリーズ」の最終作となっており、ハノッホ氏がアウシュビッツで目撃した非道な人体実験について語られています!
こちらが予告編のリンクです↓↓↓
[動画リンク]
「ホロコースト証言シリーズ」とは、オーストリア・ウィーンを拠点にする製作プロダクション、ブラックボックス・フィルムが製作した3部作のドキュメンタリーシリーズです。第2次世界大戦の経験者の数が減ってきた中、戦争の過ちを繰り返さないために、証言者の声を映像に残すという企画なんですよ。それぞれの作品では、1人の証言者が登場し、戦争の記憶を語ります。また、インタビューの合間には当時の映像も挟まれるなど、戦時中の状況を感じることができる作りになっています。
第1作「ゲッベルスと私」では、ナチ宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスの秘書を務めたブルンヒルデ・ポムゼルさんの証言がありました。彼女は当時103歳で、ナチ中枢部の日常について語っていました。第2作「ユダヤ人の私」では、オーストリアの最後のホロコースト生存者、マルコ・ファインゴルトさんが自身の体験を語っています。
そして、今回の最終作「メンゲレと私」では、ダニエル・ハノッホさんの証言が描かれます。彼はリトアニア出身で、わずか9歳でゲットーに送られ、12歳でアウシュビッツに連行されました。ハノッホさんは非人道的な人体実験を行ったヨーゼフ・メンゲレ医師の寵愛を受け、特異な収容所生活を送っていたそうです。しかし、終戦末期には「死の行進」と呼ばれる恐怖の体験を強いられました。彼が目撃したのは暴力、伝染病、カニバリズムといった人類史上最も暗い部分でした。
このドキュメンタリー映画は、12月3日から東京都写真美術館ホール、大阪・第七藝術劇場、沖縄・桜坂劇場で公開されます。是非、この作品を通してホロコーストの真実を知り、戦争の過ちを繰り返さないために私たちができることを考えてみてくださいね。
それでは、次回の更新もお楽しみに!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、すみれでした!