ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ほのかです。
みなさん、こんにちは!今回は映画のニュースをお届けします♪ 10/24(火)に、第36回東京国際映画祭日本映画クラシックス部門で、山本薩夫監督の代表作「白い巨塔」の4Kデジタル修復版が世界初上映されることが決定しました!おおおお、すごいですね!!!
「白い巨塔」といえば、謀略渦巻く日本医学界の内幕を描いた衝撃作ですよね。当時、話題を集め、キネマ旬報1966年日本映画ベストテン第1位にもなり、多くの国内映画賞を総なめにしました。そして、俳優・田宮二郎さんの代表作としても知られています。
この修復版では、なんと、実際の患者さんの手術シーンも映像化されるそうです!もちろん、患者さんからの許可を得て撮影されたそうで、手術の臨場感を存分に味わうことができるはずです。手術シーンは、そっくりな内臓を持つ子豚のものを使用しているそうですが、それでも迫力ある映像に仕上げてくれることでしょう。
さらに、今回は山本監督の息子である山本洋氏が作品について語りました。「白い巨塔」の製作時、大学病院の協力を得ることが難しい状況だったそうですが、医療に熱心な先生方の協力や俳優・田村高廣さんの存在が制作を可能にしたのだとか。そして、山本監督は予算の問題にも直面しましたが、現場では俳優さん、特に女優さんには優しく接していたそうです。さらに、山本監督の未完成作品にも触れられました。森村誠一氏の書籍を基にした映画化の企画や、戦前戦後の生きざまを描いた作品のシナリオも制作を試みられたそうですが、残念ながら実現できなかったとのことです。
山本監督は、自身の体験を基に戦争や権力に対する反対の思いを持ち、「白い巨塔」のような作品を作り続けてきました。苦労の連続であった映画制作において、彼の信念と情熱は揺るがなかったのですね。そんな山本監督の姿勢は素晴らしいと思います。
さあ、みなさんもぜひ、「白い巨塔」の4Kデジタル修復版を劇場で観て、感動と教訓を受け取りましょう!第36回東京国際映画祭は11月1日まで開催されていますので、お見逃しなく!
それでは、次回の記事もお楽しみに♪ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ほのかでした! またね(^◇^)/