ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、あすかです。
みなさん、こんにちは!あすかです♪最近、みなさんはモニター越しでのコミュニケーションをしていることが多いですか?私はリモートワークが多くて、友達や家族ともオンラインで会話しているんですよね。最初はちょっと違和感がありましたが、今では日常の一部になってきました。でも、これってコロナ禍のおかげでもあるんですよね。コロナがなければ、こんなにリモートコミュニケーションが一般化しなかったかもしれないと思うんです。
さて、最近私が観た映画の話をしたいと思います。「熊は、いない」という作品なんですが、なんとこの映画はリモートの手法を使って遠く離れたイランから製作されたんです!驚きですよね!監督のジャファル・パナヒさんは映画制作のために20年間も出国禁止と映画制作禁止を受けていたんです。そんな中、「熊は、いない」はジャファル監督がリモートを使ってカップルの物語を描いた作品なんです。
この作品では、リモートを使った演出の理由について詳しく語られていないんですが、ジャファル監督自身が監督役を演じているため、現実と虚構が入り混じった不思議な構造になっています。観客としては、この現実と虚構の境界が曖昧になった作品に引き込まれますよね。それが「熊は、いない」の魅力の一つなんです。
「熊は、いない」は、実は国境線や政治的な問題もテーマにしています。監督のジャファル監督が国内に幽閉されている状況と、私たちがコロナ禍で自由に外に出られなかった状況が重なり合い、不思議な共通点を感じました。作中では、無意識のうちに国境線を越えてしまいそうになる場面もあります。国境線って、ただの地図上の線なのに、国際的なルールによって作られたものなんだと改めて思いました。
この映画では、観客をこの物語の当事者にすることが最大の目的とされています。監督のパナヒさんは、映画を通じて私たちと共感し、関わり合い、考えてほしいと訴えているんですね。しかも、そのためにリモートという非現実的な手法を使っているんです。本当に驚きですよね!映画が終わった後、パナヒ監督は即座に逮捕されたという事実も知りました。自由な表現が制限される現実を考えさせられます。
私たちも、コロナ禍の中で自由が制限される経験をしましたよね。でも、それでも私たちは映画や音楽などを通じて自由な発想や感情を表現することができるんです。この「熊は、いない」を観たことで、私は改めて表現の自由の大切さを気づかされました。
最後に、パナヒ監督がリモートを使って制作した「熊は、いない」は、現実と虚構の境界が曖昧な作品です。リモートを使って制作された理由や、監督のジャファル・パナヒさんの困難な状況についても興味深いポイントです。ぜひ、この作品を観て、自由の大切さや表現の可能性について考えてみてくださいね!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、あすかでした。ノシ