ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、まりこです!最近、映画「蟻の王」を見てきましたよ〜。この作品、実は実際に起きた事件を元にしているんだって。1960年代のイタリアで同性愛への差別があり、その差別を描いた作品なんだって!私も感動したので、今日はその魅力についてお伝えしますね♪
映画「蟻の王」は、アルドとエットラという2人のキャラクターを中心に、同性愛差別の現実を描いたものなんだって。イタリアで初めて教唆罪が適応された事件を元にしているんだってね。アルドは劇作家で、エットラはアルドの教え子って設定なんだ。二人は同性愛者であることが理由で警察に逮捕され、矯正施設に送られちゃうんだよ。矯正施設では電気ショックによる“治療”が行われるんだって。でも、本当に同性愛を治すことができるのかな?とも考えさせられちゃいましたよ。
この作品は、同性愛者が差別される前に、その存在自体が否定されたという事実を描いているんだって。当事者たちの苦闘と、それを記事にしようと奔走する新聞記者の姿が対比されていて、とっても感動的なんだよ〜。でも、ちょっとね、この作品は全てが事実というわけではないってことなので、見るときは注意が必要かもしれないよ。
イタリアにおける家族と宗教の価値観がとっても大きいけど、同性愛者たちはその二つから完全に見放されてしまったんだって。その様子がとっても悲しくて寂しいよね。でも、この作品ではその現実を描くことで、社会の閉鎖的で差別的な価値観から脱却することの重要性を問いかけているんだって。この問題って、まだまだ解決されていないんだな〜と改めて感じましたよ。
そして、映画の中でアルドを演じるルイジ・ロ・カーショと、エットレを演じるレオナルド・マルテーゼの演技が素晴らしかったんだよね。2人の間には限られた時間だけど、とても深い絆があるんだって。そういう瞬間って、私も大好きだな〜って思っちゃったよ。
この作品を監督したジャンニ・アメリオは、半世紀以上経った今もこの事件には不穏な要素が含まれていると言ってるんだよね。イタリアだけでなく、世界中で未だに差別があるってことを伝えたいという思いが込められているんだよね。それに、この作品と同じく実話を基にした「シチリア・サマー」という映画も公開されるらしいんだよ。幾度も事実を映画にすることで、社会の問題に光を当てることの重要性を伝えたいんだって。私もそういうメッセージって大事だなって思ったよ〜。
というわけで、映画「蟻の王」は同性愛差別の問題について考えさせられる作品なんだよ〜。ぜひ、みんなも見てみてね♪それではまた次回、まりこのおすすめの映画をお伝えするね!バイバイ👋
「蟻の王」評論〜1950年代の同性愛差別を描く作品が問いかけるもの〜
