【「ウェルカム トゥ ダリ」評論】私の「ダリ体験」、映画とアート作品が織り成す魅惑の世界

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こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ちえこです。本日は、映画「ウェルカム トゥ ダリ」についての感想をお届けします。

さて、この映画は現代美術の巨匠、サルバドール・ダリの生涯と作品に焦点を当てた作品です。もちろん、ダリといえば「シュールレアリスム」の代表的存在であり、その独特な絵画や彫刻は私たちに強烈な印象を与えてきました。ですが、彼のことをよく知らない私にとっては、この映画は非常に興味深いものでした。

ダリは映画製作にも関わっていたことがあり、有名な作品といえばルイス・ブニュエル監督との共同制作である「アンダルシアの犬」があります。また、「ホドロフスキーのDUNE」という映画では、銀河帝国の皇帝役にキャスティングされるなど、映画界でも一風変わった存在感を放っていました。

映画を観るなかで、ダリの奇抜な性格や独特な生活に興味が湧きました。彼の変態性や好色性、そしてミューズでありマネージャーでもあるガラの存在感にも注目です。ダリと彼を取り巻く人々の関係性やダリに対する様々な感情が描かれており、そのダイナミックなドラマに引き込まれました。

ただ、映画を観終わった後、何かが足りないと感じました。これまでに鑑賞したダリの作品が浮かばないのです。作品との共感が今ひとつ弱く感じました。その原因は、自分の中にダリの世界がまだ足りないということなのかもしれません。

そこで私は、「ダリを浴びるように」ダリ作品を堪能することにしました。早速、新幹線とレンタカーを利用して福島県にある「諸橋近代美術館」へ向かいました。ここは世界有数の美術館で、ダリの作品を300点以上も所蔵しています。絵画や彫刻が数多く展示されており、まさにダリの狂気と変態性を存分に体験することができる素晴らしい空間です。

美術館では、ダリの作品にはそれぞれ署名が異なることも確認することができます。また、ガラがダリにとって聖母のような存在であったことを象徴する作品も展示されています。映画で見たダリの世界と見事にシンクロしており、まさに「ダリ鑑賞」が「ダリ体験」に昇華する感覚を味わうことができました。

日本には世界有数のダリコレクションがあるという幸せな環境を噛みしめながら、諸橋近代美術館を訪れることをおすすめします。もちろん、東京からは少し距離がありますが、映画を観た方や興味を持った方には必見の場所です。ダリの世界に触れ、彼の芸術に酔いしれることができるでしょう。

私も美術館でダリ作品を堪能した後、いつか自身の中の「ダリ度」を高めるために、世界各地のダリの作品を巡る旅に出たいと思っています。それまでは、映画や美術館での「ダリ体験」を楽しむことが私の日常となるでしょう。

それでは、次回のブログもお楽しみに!

xxちえこxx

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