ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ななみです!今回は、東大阪病院の「病院丸ごと引っ越し」について密着リポートします!大阪市城東区にあるこの救急指定病院、病床数265床、職員約550人で地域に密着した病院です。しかし、建物が54年経ち老朽化したため、新しい病院に移転することになったのです!
移転の指揮を執るのは、看護部長の岩城美穂さん(49)。高齢者が多く、状態が日々変化する患者さんたちを心配しながらの引っ越し作業は大変そうですね。患者の引っ越しに備え、8月には実際のリハーサルも行われました。主に看護師とリハビリのスタッフが、入院患者を新病院まで運ぶ練習を行ったのです。
新病院は現在の病院から200メートル離れた場所に建てられました。エレベーターで患者を運び、1階のロビーでストレッチャーなどに乗せ替え、新しい病院へと運搬します。そして、新病院で再び入院用のベッドに患者を移し、4階から8階の病室まで運びます。
しかし、リハーサルの中ではトラブルも発生しました。患者役のスタッフがベッドに乗ってエレベーターに向かうと、一瞬混乱が起こりました。「頭から頭から」と言いながら、「足からってマニュアルに書いてあった・・・」とのやりとり。マニュアルを確認し、頭からエレベーターに乗せることが決定しましたが、新病院で指揮を執る岩城さんはベッドを見て、何かに気づいたようです。「ふとん持ってこなかった?患者さんに何もかけられてないけど」との質問に、患者役の方が「本館の1階まではありました」と答えました。布団をかけるのは車両班の役割と思われていたようですが、それが周知されていなかったため、行き違いが生じたのでしょう。
岩城さんは、「新病院が初めてなんで、エレベーターの使い方とか、課題はたくさんありそうな気がしました」と振り返りました。まだまだ問題解決の余地があるようですが、リハーサルを通じて改善点が見つかったことは大きな成果です。引っ越し当日に向け、スタッフ全員で準備を進めているようです。
東大阪病院の引っ越しは、その後の運営面へも影響を及ぼすことでしょう。新病院の施設や設備に対応するためには、スタッフの教育や体制の整備も重要ですね。地域の皆さんに安心して利用できる病院になることを願っています!
それでは、次回のブログもお楽しみに。ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ななみでした!