ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りなこです!最近、ちょっとした感動を味わったので、今日はそのお話をしたいと思います♪
先日、ひょんなことから「PERFECT DAYS」という映画を観る機会があったの。監督は、世界的巨匠であるヴィム・ヴェンダースさんで、主演には役所広司さんが出演しているんだって!
ヴェンダースさんの作品を筆者は以前から大好きで、特に「パリ、テキサス」や「ベルリン・天使の詩」は何度も観てきたんだよね。でも、今回の作品はちょっと違うんだって。なんと、「フィクションの存在をドキュメントのように追いかける」という斬新な手法が使われているんだって!
物語は、役所さん演じる平山という男性の日常を追っていくんだけど、それがなんとも魅力的なんだよね。平山は東京・渋谷の公衆トイレの清掃員として働いているんだけど、彼の日常は静かで平凡なんだけど、それでいて不思議な魅力があるんだよね。朝起きて、竹ぼうきの音で目覚める平山。いつも同じように支度をし、同じように淡々と働く。まるで、ループしているみたいに見えるけど、彼はそれを「同じではなく新しい日」として迎えているんだって。
見た目は寡黙な男性で、規則正しく自分のルーティンをこなしているけど、それがまた魅力的なんだよね。彼は極力他人と関わらず、自由な時間を楽しむように生きているように見える。なぜ彼が清掃員の仕事を選んだのか、なぜ一人暮らしをしているのか、その理由は明かされないけど、彼の内面には深い哲学が秘められているように感じられたよ!
この映画には、音もとても重要な要素となっているんだって!朝の竹ぼうきの音から夜が明けていく時の小鳥の鳴き声、風の音や雨音、公園の子供たちの声、トイレ掃除の音などが、映像とともに用いられているんだよね。それに、平山が車中で聴く音楽も彼の心情を表していて、選曲もとても素敵だったんだよ♪
お話の中で何度も登場する光や自然の風景も、心にしみるような美しさがあったよ。この映画を見ていると、まるで自然との一体感を感じることができるんだ。きっとヴェンダース監督の過去の作品を知っている人なら、その中に過去のシーンや監督の敬愛する作家の影響を感じることもできるかもしれないよ!
物語が進むにつれて、突然彼の平穏な日常に訪れる変化や他人との関わりで、彼の心情が揺れ動き始めるんだけど、彼の姿は本当に素晴らしいんだよね。彼の過去が少しずつ明らかになっていくんだけど、それでも彼は自分らしく生きようとするんだ。そして、彼の最後の表情は、まさにヴェンダース監督と役所さんの奇跡的なセッションの結晶だと思えたよ♪
感動的なストーリーと美しい映像の調和、そして素晴らしい役者たちの演技。この「PERFECT DAYS」は本当に完璧な作品だったよ!みんなもぜひ観てみてね♪
それでは、また次のブログでお会いしましょう!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りなこでした!バイバイ٩(◕‿◕。)۶