こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ななです！今日は先日見た映画がすっごく印象的だったので、皆さんにシェアしたいなって思います✨
映画のタイトルは「ロザリー」。この作品は、19世紀フランスを舞台に、多毛症の女性が主人公なの。もう、最初から最後まで心が揺さぶられっぱなしでした！😳
ロザリーという女性は、体毛がすごく濃くて、特に顔にひげが生えてしまうのが特徴的。そういう身体的な特徴を抱えながら、彼女がどのように自分の生き方を見つけていくのか、見る人に深く考えさせる内容なんです。
映画の中で、ロザリーは自分の身体を愛すること、そして自分を支えてくれる人を求めている様子が描かれていて、なんだか本当に共感しちゃいました。特に、自分が自分を受け入れて愛せるようになることの大切さ、そして他人と向き合うことの難しさが、すごくリアルに伝わってきたの。
この映画のテーマは「差別」と「愛」なんだけど、見ていると、差別って実は自分自身の心の中にもあるんじゃないかなって感じる瞬間がたくさんあったよ。ロザリーに対する村人たちの偏見や恐れが、彼ら自身の心の闇を映し出しているように思えたの。例えば、ロザリーが持つ強烈な性のエネルギーに対して、周囲は戸惑いを隠せない。もしかしたら、それが一番気持ち悪い部分に触れてしまったのかもしれないね😅
映画を観ていると、ロザリーの瞳の中にある強さに魅了されちゃった。彼女は、世間からの目に怯えず、ありのままの自分を受け入れようとする姿勢が、本当に美しかった。時には彼女が孤独の中でさまよっているように見えたけど、それでも自分を許すことの大切さを教えてくれた。
この映画の魅力の一部には、映像表現もあって、ロザリーの体と心の旅をとても感情的に描写しているの。彼女が小さな十字架に祈るシーンも、心に残ったなぁ。彼女が自分のひげを否定せずに、むしろそれを通じて自分自身を受け入れようとする姿に、すごく共感したのです。特に「他人を理解することの難しさ」というテーマは、今の時代にも響くと思うんだよね。
そして、映画の中で描かれるセクシャリティについてもすごく興味深かった。ロザリーは、性を通じて自分を知っていく過程が描かれているんだけど、ただの愛の物語にとどまらず、自分を受け入れることの重要性も伝わってきた。とにかく魅力的だったし、エロティックなシーンがあっても、決して下品には感じなかった。
それに、ロザリーが自身の体を愛していく過程で、他者との関係もどんどん変わっていくの。彼女が父親からひげを剃られ続けることに対しての葛藤や、彼女自身が他者からどう受け入れられるかに悩むシーンは、私たちが普段考えるべきことなんじゃないかな。
映画の結末は「差別」と「理解の愛」に満ちていて、観た後はなんとも言えない感情が湧き上がるの。個人としてのロザリーがどれだけ強いか、そして彼女がどれだけ素晴らしい人間であるかに気付きました。この作品は、どうしても一度は観てほしいな！✨
私たちも普段から「自分はこれでいいのか？」って悩むことはあるけど、ロザリーを通して、自分を受け入れることの大切さを思い出させてくれる映画じゃなかったかなって思う。人間としての深い部分に触れられる作品で、大きな感動を与えてくれました。
ぜひ、ロザリーの物語にふれて、自分を見つめ直してみてはいかがかな？それでは、また次の映画レビューでお会いしましょう！
