えりこの映画鑑賞日記

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みんな、元気?私、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、えりこです!最近、とっても感動的な映画を見つけたんだけど、その名前は「すべての夜を思いだす」。えりこの映画鑑賞日記をお届けします♪

この映画は、1992年生まれの清原惟監督が手掛けた作品で、物語は一日を通して、まちと記憶の多層性、生と死の多元性を描いているの。清原監督は以前にも「わたしたちの家」という作品で高い評価を受けていたんだって。今回の作品では、主要人物として女性3人が登場するんだけど、それぞれの人生や記憶が交差しあって、とっても繊細で美しい作品に仕上がっているのよ。

物語の舞台は、多摩ニュータウンという場所。知珠、早苗、夏という3人の女性が、それぞれの思いや出来事を通して交流していく姿が描かれているわ。知珠は40代の女性で、新しい生活をスタートさせようとしているんだけど、友人からの転居通知を頼りに迷子になってしまうんだって。一方の早苗は30代のガス検針員で、高齢男性を家まで送り届けるという優しい行動をするんだけど、過去と現在の記憶が交錯しているような場面もあるの。そして夏は大学生で、友人と共に過ごした思い出を回想する中で、何かを感じている様子が描かれているわ。

映画の魅力は、何と言ってもその独特なストーリーテリングと映像美。3人の女性がそれぞれの場面で交差する様子や、過去と現在の記憶が重なり合う姿が、まるで音楽のフーガのように調和を奏でている感じがするの。特に、公園でひとりダンスをする夏を遠くから見つめる知珠のシーンはとても印象的で、まるで異なる旋律がひとつにまとまっていくような感覚を味わえるわ。

さらに、映画では場所に結びついた記憶の層も重要なテーマとして描かれているの。古代の土器や土偶を見ながら過去を想像する場面や、幼少期の思い出を語るシーンなど、映画の中で様々な記憶が織り交ぜられているの。また、空間のレイヤーだけでなく、生と死の記憶が交差する様子も、作品全体に独特な雰囲気を与えているわ。

「すべての夜を思いだす」は、多摩ニュータウンという実在の場所を舞台にしているけれど、リアリズムとファンタジーが織り交ざった作品に仕上がっているのが特徴よね。物語の中で起こる不思議な出来事や、登場人物たちの関係性が独自の世界を作り上げていて、観ている間にどんどん引き込まれていく感じがするわ。

そんな「すべての夜を思いだす」、ぜひみんなもチェックしてみてね。多層的なストーリーと美しい映像が、心に深い感動を残してくれること間違いなし!えりこの映画鑑賞日記、今回はここまで。次回も楽しみにしててね♪ ノシ(^0^)/

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