ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、しほです。
今回は、LIFULL HOME’Sが開催した「おとり物件」の実態調査についてお伝えします。おとり物件とは、存在しない物件や取引の意思がない物件を募集する広告のことで、不動産業界にとって問題となっています。そのため、LIFULL HOME’Sでは自動非掲載処理を導入するなどの対策を講じることを発表しました。
調査によると、不動産業界全体ではおとり物件の件数は減少傾向にあるそうですが、まだまだ課題となっているようです。多くの人がおとり物件に遭遇し、正確な物件情報の提供が求められているとのこと。しかし、人手不足などの問題もあり、募集が終了した物件の取り下げまでに1日以上かかることもあるそうです。
LIFULL HOME’Sでは、おとり物件を撲滅するために取り組みを行っています。それは、管理会社の管理物件情報を活用した自動非掲載機能を導入することです。これにより、成約済みや申し込み済みの物件を自動で非掲載することが可能となります。さらに、複数の不動産会社が同じ物件を非掲載処理した場合には、「募集終了の可能性が高い物件」として検知し、自動非掲載処理を行うシステムも稼働させる予定です。
また、LIFULL HOME’Sは自社開発AIによるおとり物件検知にも取り組んでいます。精度の向上に努め、将来的には自動化が可能になる見込みです。さらに、物件の検索結果に更新時間を表示するなど、消費者に鮮度の高い物件情報を提供することを目指しています。
おとり物件は住み替え希望者にとって時間や負担の問題だけでなく、不動産業界の信用にも関わる重要な問題です。LIFULL HOME’Sが積極的に対策を講じる姿勢をみせたことは大きな一歩です。今後もより信頼性の高い情報提供や自動化技術の向上に期待したいと思います。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!皆さんが理想のお部屋に出会えることを心から願っています。\(^o^)/