アキ・カウリスマキ監督のウクライナへの想いが「枯れ葉」という作品に変換される理由

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みなさん、こんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、あいりです!本日は、アキ・カウリスマキ監督の最新作「枯れ葉」についてお伝えします♪

「枯れ葉」とは、第76回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞に輝いたアキ・カウリスマキ監督の作品なんですよ。この映画は、ヘルシンキの街で出会った孤独な男女の恋慕を描いているんです!アルマ・ポウスティ演じるアンサと、ユッシ・ヴァタネン演じるホラッパは、お互いの名前も連絡先も知らないまま、引かれあっていくんですって!なんてロマンチックなんでしょう♪

この映画には、「逢びき」という作品との共通点があるんですよ。ちょっとわがままな私が言うのもなんですが、「逢びき」と同様に映画を観ることによって、アンサとホラッパの関係が深まっていくんです。それだけじゃなくて、なんとアキ・カウリスマキ監督は、アンサとホラッパの「想い」を、自分自身の「想い」に変換しているんですって!すごいですよね!

この映画では、ラジオから流れるニュースをアンサとホラッパが聴いているんです。そのニュースは、ロシアがウクライナを侵攻した経過を報じるものなんだとか。あるときアンサとホラッパは、自分たちのささやかな生活とウクライナの戦火との乖離を感じるんです。私たちも、自国の平和や幸せを考えると、戦争という現実に思いを馳せてしまいますよね。監督の「想い」と私たちの「想い」が重なっているんですよ!

それに、なんとなんと、この作品には「ノエル・カワード」っていう名前が出てくるんです!このポイント、絶対見逃さないでくださいね!これは、デヴィッド・リーン監督の「逢びき」という映画のポスターに書かれているんですよ!なんでも、ノエル・カワードの戯曲を映画化した作品だったんですって!ちょっとウンチク知識が増えた気分です(笑)

さらには、映画の終わりの場面で、「チャップリン」という名前が登場するんです!「モダン・タイムス」の終わりを彷彿とさせるふたりの後ろ姿が、観客に至福をもたらすんですって!これって、なんだかちょっと感動しちゃいますよね♪

アキ・カウリスマキ監督の「枯れ葉」、絶対に見逃せない作品です!私も早く観たくてウズウズしています!みなさんもぜひ、注目してくださいね!おしまい♪

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