みなです!今回は、新作ドキュメンタリー映画「アニマルの仲間たち 地球環境と動物保護の旅」についてお届けします♪
この映画は、気候変動と動物保護に真剣に取り組む若者たちが、解決策を模索する姿を描いています。
監督のシリル・ディオンは、前作「TOMORROW パーマネントライフを探して」が大ヒットしたフランスの名匠。今回の映画制作について、「私にとっても発見の旅だった」と語っています。
今作の舞台は、環境活動家でもあるディオン監督が科学者たちの警告に触れ、未来への危機感を抱くようになったときの出来事がきっかけ。映画では、主人公たちが養兎業者からコスタリカまで旅をしながら、気候変動や種の絶滅などを深く探求していきます。
興味深いのは、主人公たちの選定方法。パリ在住のビプランやロンドン在住のベラという二人の若者が、環境問題に真剣に取り組んでいる様子が描かれています。ディオン監督は、異なる社会背景を持つ2人が持つ視点の違いを楽しみにしていたようで、「彼らの交流がどんな化学反応を起こすのか、楽しみですね」と話していました。
撮影では予定通りの展開もあれば、思わぬ展開もあったようです。古生物学者への取材から始まり、実際に体験を通じて解決策を模索する姿が描かれています。特に、畜産現場での体験や欧州議会での突撃取材など、視聴者の心を揺さぶるシーンも盛りだくさんです。
そして、本作が22年のカンヌ国際映画祭で上映された後、主人公たちの今後の活動も明かされています。ベラは書籍「The Children of the Anthropocene」を出版し、環境保護活動の新世代のリーダーとして注目を集めているようです。一方、ビプランも著書「Autonomies Animales」を出版し、環境保護活動に取り組んでいます。
ディオン監督との交流も続いているようで、「ビプランは気候問題の専門家になりたかったようだが、今回の体験でそれが全部ぶっ飛んでしまったようだ」と笑いながら話していました。
この映画を通じて、未来への希望を見いだす若者たちの成長を追う姿には、胸が熱くなる思いがします。ぜひ劇場でその感動を体験してみてくださいね♪