ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆりこです!今回は、中国の大手映画配給会社であるRoad Picturesが、アニメIPビジネスに進出するというニュースをお届けします。
Road Picturesは、日本やアメリカ、中国の作品を配給してきた有名な会社です。特に「すずめの戸締まり」や「THE FIRST SLAM DUNK」といった日本のアニメ映画を中国で配給し、大きな成功を収めています。その結果、彼らの配給した作品は中国での外国映画の興行収入でも第2位と第3位の記録を塗り替えました。
そんなRoad Picturesが、新たにアニメコンテンツに特化した新会社「Animation Valley」を立ち上げます。「Animation Valley」は、コンテンツの配給配信、商品化、インタラクティブな体験型イベントといった3つの軸を統合し、全く新しいビジネスモデルを構築する予定です。彼らは自社のグッズショップやコラボカフェ、テーマパークなどを展開し、オンラインとオフラインの両方でファンとの繋がりを強めていくそうです。
最初の事業として、「Animation Valley」は上海で「すずめの戸締まり展」を開催する予定です。この展覧会は、中国で人気の高い新海誠監督作品をさらに広め、作品の認知度を高めるためのものです。また、来年までには中国全土で8つのグッズ販売店をオープンする予定だそうです。
Road PicturesのCEOであり、Animation Valleyの社長でもある蔡公明氏は、「私たちのビジョンはハイクオリティな二次元コンテンツやグッズ、サービスを提供するだけではありません。私たちはファンを支え、ファンとの繋がりを大切にしていきたいと考えています。彼らにとっての『家』を作り上げ、彼らのクリエイティブな夢を実現できる場所を提供したいのです。」と語っています。
この新会社の設立には多額の投資がされ、エンターテインメント、マーケティング、小売の専門家による献身的なチームが組織されています。Road Picturesは「これはこれまでで最も野心的な試みです。Animation Valleyは、中国の二次元ファンのニーズを満たすプレミアムなエンターテインメント・ブランドになるでしょう」と語っているのです。
私も日本のアニメが大好きなので、このニュースはとても嬉しいです!中国のアニメファンにとっては、ますます楽しいイベントやグッズが増えることでしょう。今年は「すずめの戸締まり」や「THE FIRST SLAM DUNK」の成功がありましたが、来年以降も素晴らしい作品がたくさん配給されることを期待しています!
それでは、また次のブログでお会いしましょう!