アニメーションが描く「アートカレッジ 1994」の物語

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皆さんこんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、かんなです!今回は10/27(金)に配信された「アートカレッジ 1994」についてご紹介します♪
東京国際映画祭で上映されたこの映画は、中国社会の変化と美術大学の学生たちを描いた長編アニメーションなんですよ!

私もこの映画のプロデューサーのヤン・チェンさんと声優のワン・ホンウェイさんが登壇したトークイベントに参加してきました!プログラミング・アドバイザーの藤津亮太さんも一緒にいて、とっても楽しい時間を過ごしました☆

ヤンさんは「アートカレッジ 1994」が初めてのアニメ映画への参加で、日本の観客が熱心に映画を見てくれることに感激しているそうです。ワンさんはアニメの声優初挑戦で、「自分の顔が映らなくて良かった!」と冗談交じりに話していました♪

ヤンさんは、映画の監督であるリウ・ジエンさんと古くからの友人で、リウさんの前作「ハブ ア ナイス デイ」に続いて、今回は1990年代の美術大学を舞台にすることを決めた理由を語りました。「リウさんは教師もしていて、当時の複雑な時代を思い出しながら、新しい芸術を映画で表現したかったんですよ」とヤンさんは説明しました。

面白いのは、この映画には専業の声優ではなく、映画俳優や作家などの異業種で活躍している人たちが声を担当していること。ヤンさんの提案で実現したそうです!ヤンさんは「個性的なキャラクターたちには、違うジャンルの芸術家が声をあてるのがいいんじゃないかと思いました。みんな素晴らしい演技をしてくれて、本当に満足しています」と話していました。

実は、声優陣の中には、ワンさんと実写映画でタッグを組んでいるジャ・ジャンクー監督も参加しているんですよ!藤津亮太さんがジャ・ジャンクー監督の演技についてワンさんに聞くと、ワンさんは笑顔で「ジャ・ジャンクー監督の方が上手だと思います」と答えていました。

そして、ヤンさんがアニメーションでリアルな題材を描く意義について話し始めたんです!ヤンさんは「アニメーションは一つの言語だと思っています」と言っています。「アートカレッジ 1994」は他の一般的なアニメーション作品と違って、かわいさだけでなく、芸術や恋愛、自由など、さまざまな要素にこだわっているそうです。それをどの言語で表現するべきか、必要性を考えた結果、アニメーションで作ることに決めたんですって!実写では同じ効果が得られなかったとのことです。

ワンさんも「アートカレッジ 1994」は他の方法では描けなかったユーモアやペーソスが存分に表現されていると話していました。実写だと若者たちの生活を描く際には、この映画のような効果は出せなかったんだとか。

アートカレッジに通う学生たちの物語を描いた「アートカレッジ 1994」は、10月31日にヒューマントラストシネマ有楽町で再上映されるそうですよ!もちろん、トークイベントはないみたいですけど、ぜひ楽しんでみてくださいね♪東京国際映画祭は11月1日まで開催されているので、まだ時間がある方はぜひ他の作品もチェックしてみてください!以上、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、かんなでした!また次のブログでお会いしましょう♪(*´▽`*)

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