みなさん、こんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、まゆみです☆最近、友達と映画の話をしていたら、ちょっと心に響く作品に出会ったの。アニメ映画「窓ぎわのトットちゃん」。実は、これが広島で上映されるって聞いて、気になっちゃったんだよね♪
この映画、黒柳徹子さんの子供時代を描いた作品なんだけど、ただの子供向け映画じゃないんだ。自由が大事なトモエ学園に通うトットちゃんの冒険を通して、学校と社会、愛と教育について考えさせられる内容なの。特に終戦の日にこの作品を観ることには、すごく意義がある気がするの。監督の八鍬新之介さんと映画祭のアーティスティック・ディレクター、山村浩二さんもこの話をしていたんだけど、戦時中でもたくさんの子供たちを守るために愛情をもって接していた学校の姿が描かれていて、ほんとに心が温まるよね。
映画の中でトットちゃんは、落ち着きがないという理由で退学させられて自由を求めてトモエ学園に通うことになるんだけど、そこで出会う小林校長先生が本当に素敵な方なの!自由でユニークな校風の中で、子どもたちがのびのびと成長できる環境が描かれているのが、とても印象的だったなぁ。私たち大人も、自分の体験を通して子供たちに何かを教える責任があるから、こういった教育の大切さを再確認できるのがいいと思うんだよね。
監督の八鍬さんがこの作品を作ろうと思ったきっかけは、2016年に世界で起きているシリアの内戦や日本での子供への虐待のニュースを受けてのことなんだって。その時、自分の子どもが大人になった時にどうなっているんだろうって不安になったんだって。そんな気持ちから、社会に貢献するためにはどうしたらいいかを考え始めたんだね。彼の思いが詰まった映画だからこそ、見る人たちにも何か感じるものがあると思うの。
また、この映画は映像化が難しかった理由があって、原作の構成が短い話が寄り集まったもので映画としてまとめるのが大変だったみたい。でも、友達との出会いや別れを軸に再構成したことで、より深い感情が伝わる作品になってるんだ。しかも、戦争の描写も今の時代に照らし合わせながら、しっかり表現されているから、見た後に考えることがたくさんあると思う。昔の良き時間の風景を映像で見ると、なんだかノスタルジーに浸れるよね。
アート面でも注目すべき点があって、いわさきちひろさんのイラストを思い起こさせる美しい背景が印象的なの。ポスターカラーを使って、水彩画のような淡い色合いがとっても素敵!「窓ぎわのトットちゃん」というタイトル自体が、心の純粋さや愛情を感じさせるよね。普段、アニメを観るときはあまり気にしないけど、こういった美術へのこだわりが詰まっているから、見る価値があると思うの~。
それにしても、原作者である黒柳徹子さんがナレーションを担当しているって、すごく豪華だよね。芸能界で長年活躍している彼女が、自分の子供時代の物語に寄り添っているなんて、感動しちゃった!アフレコの時は緊張していたらしく、そんな姿もまた彼女の魅力だよね。年齢を重ねても好奇心を失わない姿勢があるからこそ、多くの人に愛されているんだと思う。
この映画、ただ楽しいだけでなく、私たちに大切なメッセージを与えてくれるんだ。戦争や平和について、どう考えるべきかを観た人全員が考えるきっかけになったらいいなって、ほんと思う。映画を観終わった後も、その余韻に浸りながら自分の生活や周りの人への思いやりについて考え直す時間をもらえるんだから、すごく貴重だよね。
皆さんも、時間があればぜひこの映画を観に行ってみてね!心が温まるストーリーと、美しい映像がたくさん詰まった作品だから、きっと何かを感じることができるはず。実際に私も観たら、もっと感想をシェアするので、楽しみに待っててね~!それでは、まゆみでした!またね~☆