ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、まゆこです!今回は、素敵な女優、アヌーク・エーメについてお話ししたいと思います。先日、92歳で亡くなった彼女は、多くの映画愛好家に愛され、数々の名作に出演してきました。
アヌーク・エーメと言えば、そのミステリアスでエレガントな雰囲気、そして控えめなオーラが印象的ですよね。フェデリコ・フェリーニは彼女の魅力について、「彼女の顔はとても映画的で、グレタ・ガルボ、マレーネ・ディートリヒ、ジョーン・クロフォードと同様の魅力的な官能性がある」と絶賛しています。そして、その美しさと演技力で多くの監督たちの創造性を刺激したと言われています。
代表作として挙げられるのが、クロード・ルルーシュ監督の「男と女」ですね。男と女の間に芽生える情熱と葛藤を描いた作品で、アヌーク・エーメはゴールデングローブ賞を受賞し、世界的な人気を得るきっかけとなりました。ルルーシュ監督との友情関係も深く、何度も共演してきました。
私生活では、恋多き女として知られ、4度の結婚と離婚を経験しました。特に3度目の結婚相手である「男と女」の作詞家ピエール・バルーとの逸話は、とてもロマンチックですね。
私は、アヌーク・エーメの魅力に触れた取材の際、彼女の緊張感漂う雰囲気に圧倒されました。その特徴的な喋り方や仕草は今でも忘れられません。
フランス映画界に多大な影響を与えたアヌーク・エーメの存在は、今後も私たちの心に生き続けることでしょう。彼女の美しさと才能に改めて敬意を表したいですね。