ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、さゆです!ドイツの暗黒の歴史をテーマにした作品で知られるアンゼルム・キーファーを描いた注目のドキュメンタリー映画『Anselm』がついに公開されることが決定しました!ヴィム・ヴェンダース監督が手掛ける本作は、アンゼルム・キーファーの生涯と現在を追った作品で、6月21日から日本で公開されます。
ヴァンダース監督は『PERFECT DAYS』などで高い評価を受けるドイツの名匠です。彼が手掛ける本作は、アンゼルム・キーファーの作品や人生に焦点を当て、その複雑な表現や哲学に迫るものとなっています。アンゼルム・キーファーはナチスや戦争などのテーマを取り上げ、独自の表現で独特な世界を創造する芸術家として知られています。彼の作品には戦後ドイツや死といった深いテーマが常に込められており、その作品世界には彼自身の人生や哲学が映し出されています。
本作は2年の製作期間を経て、3D&6Kで撮影されました。従来の3D映画とは異なり、立体的で奥行きのある映像が魅力の一つとなっています。また、キャストにはアンゼルム・キーファー本人や、息子のダニエル、ヴェンダース監督の息子アントンなどが出演し、作品に独特のリアリティを与えています。
『Anselm』は6月21日からTOHOシネマズ日比谷をはじめ、全国で順次公開されます。アンゼルム・キーファーの謎めいた世界に触れ、彼の作品から新たな視点を見つけることができる貴重な作品となっています。ぜひ公開を楽しみにしてくださいね!