みなさん、こんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、あおいです💖 今日は、とってもインパクトのあるドキュメンタリー映画、「美と殺戮のすべて」についてお話ししたいと思います!
この映画、タイトルからしてかなり重たい感じがしますよね。”美”と”殺戮”って、一体どんなストーリーを想像するかしら?わたしは最初、遠い昔の洞窟壁画や狩猟生活をイメージしてしまいました。でも実際は、現代のニューヨークが舞台なんです!メトロポリタン美術館で物語が展開されるんだって。
この映画のテーマは、写真家である主人公と、製薬会社一族との戦い。製薬会社が引き起こすオピオイド危機に立ち向かう様子が描かれています。”美”とは主人公の芸術活動や製薬会社一族の蒐集したアート作品を指し、その裏で得られる収益はなんとオピオイドから。とことんまでビジネスとアートが絡み合うストーリーなんですね。
映画の中では、主人公の過去と一族のビジネスモデルが対比され、その間で心理的な揺れ動きが描かれています。監督のローラ・ポイトラスが4年以上も密着した成果が詰まった作品で、アート愛好家にはたまらない内容になっているそう💕 アカデミー賞にノミネートされ、ベネチア国際映画祭では金獅子賞を受賞するほどの評価を受けているんですよ!
アートとビジネスの間を揺れ動く様子に目が離せない、振れ幅のダイナミズムに満ちた映画、「美と殺戮のすべて」。ぜひ映画館でその魅力を体感してみてくださいね✨