皆さま、こんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、あいです!今回は、お弁当のおかずの定番として親しまれる「おべんとクン ミートボール」の値上げについてお伝えします♪実は、石井食品が手掛けるイシイの「おべんとクン ミートボール」が、2022年10月に値上げされることが発表されました!一体なぜ値上げをするのか、そしてなぜ大きな客離れを起こさずに利益を確保できたのか、気になりますよね?さっそくその舞台裏を、石井智康社長と値決めのコンサルティングサービスを手掛けるプライシングスタジオ代表の高橋嘉尋氏の対談からご紹介します!
お弁当のおかずでおなじみ!「おべんとクン ミートボール」
「おべんとクン ミートボール」は、お弁当のおかずの定番として古くから親しまれている商品なんです。石井食品は1974年からこのミートボールを販売しており、当初は食卓に並ぶ総菜を意識して商品化されました。そして1979年には「おべんとクンシリーズ」としてお弁当のおかずとしてリニューアル。大きさは変わらず10粒入りのまま、サイズも変えていないんですよ。なんだか懐かしい思い出がよみがえりますね!
なぜ値上げをするのか?その背景は…
それでは、なぜ石井食品がこのたび値上げをすることになったのでしょうか?実は昨今の原価高騰が大きな要因だったんです。菜種油の価格急騰やウクライナ危機による経費の値上がりなど、原材料費の高騰が続いていたため、品質を担保するために値上げを余儀なくされたんですね。もちろん、石井食品は最終手段として値上げを選択する前に、様々な工夫や企業努力を重ねてきました。なるほど、なかなか大変な状況だったんですね。
値上げにもポリシーがあるってすごい!
「おべんとクン ミートボール」の値上げに際して、石井食品はメーカー希望小売価格を税抜き120円と維持してきました。なぜこの価格なのか、その背景には家計への影響を考慮しているからなんです。毎日召し上がっていただく商品だからこそ、価格も大切ですよね。石井食品はそのことを十分に理解し、利益を確保しながらも顧客の皆さまが負担に感じない価格設定を心掛けているんです。
コスト削減に努める石井食品の努力
高橋氏がお伺いしたところによると、実は石井食品は原材料費の高騰が始まる前からコスト削減に取り組んでいたそうです。お弁当需要が落ち込み、売り上げが不安定な状況が続いた新型コロナウイルス禍では、利益を確保するために全社一丸となってコスト削減に取り組んだんだとか。本当に大変そうですが、その努力が大事な要素となったのかもしれませんね。
値上げを乗り越えて信頼を築く
石井食品は値上げをすることで、利益を確保すると同時に信頼を築いていきました。実際、SNS上でのやりとりでも、ユーザーとのコミュニケーションを大切にする姿勢が感じられました。ミートボールのサイズについてのコメントがあった際には、「みなさんが大人になった証拠なのかな」と投げかけるなど、親しみやすさを感じる対応をしていました。このようなコミュニケーションを通じて、顧客の皆さまとの信頼関係が深まったと言えるでしょう。
信頼を築くことができた背景には、石井食品のポリシーやブランドの強さ、そして商品自体に対する顧客の愛着も大きく関わっているのかもしれませんね。値上げをしてもおいしいミートボールが提供され、これからもたくさんの人々に喜ばれることを願っています!
みなさん、おべんとクンミートボールはお好きですか?どんな思い出がありますか?コメントで教えてくださいね!それでは、今回のニュースはここまでです。ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、あいでした!また次回お会いしましょう♪(´▽`)