インテル新CPU「Core Ultra」発表 ローカルでの画像生成やLLM活用を紹介

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こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りかこです!本日は、テクノロジー業界の最新ニュースをお届けします。先日、大手半導体メーカーのインテルが新たなCPU「Core Ultra」を発表しました。これはAI生成技術との組み合わせにより、ローカルでの画像生成やLLM活用が可能になるということで、注目を集めています。

もともとAIモデルの構築や機械学習、チューニングなどはクラウド上で行われていましたが、インテルは多様なニーズに応えるために、エッジやローカル側でも処理できるようにする必要性を感じていたようです。そのため、新たに開発された「Core Ultra」には初めてNPU(Neural Processing Unit)が搭載され、従来の約1.7倍のパフォーマンスを実現できるとされています。

また、同時に発表された「第5世代 インテルXeonスケーラブル・プロセッサー」も注目を浴びています。こちらは最大64コアを搭載し、すべてのコアにAIアクセラレーションが実装されています。さらに、第4世代との互換性もあるため、高い演算性能を求める際には簡単に載せ替えができるとのことです。

「Core Ultra」を含むこれらの新CPUは、インテルが掲げる新ビジョン「AI Everywhere」を具現化するために開発されました。「AI Everywhere」とは、クライアントからエッジ、データセンター、クラウドまで、あらゆる場所でAIを利用できる環境を整備するというものです。多様なハードウェアの選択肢が必要であり、新製品はその要素となるのです。

では、なぜPC上でAIを動かすことにメリットがあるのでしょうか?「Core Ultra」の開発チームによると、ローカルでの処理のほうが遅延が少ないという特徴があります。また、クラウド上にデータを置く際の個人情報の規制も考慮する必要があるため、ローカル処理は安心かもしれません。さらに、最近では「小ぶりなLLM」の需要も高まっており、医療機関などの機密性の高い場所での利用が期待されています。

この発表会では、実際に「Core Ultra」を搭載したノートPCを使用して、画像生成AIのデモンストレーションが行われました。わたしも見てみたいですね!画像編集ソフトの「GIMP」を使用し、英国のStability AIが開発した画像生成AI「Stable Diffusion」をローカルで動かしてみせたそうです。英語でプロンプトを入力するだけで、たった10秒ほどで画像が出力されるとのこと。これはなかなかのパフォーマンスですよね!

また、AIアシスタントソフト「SuperPower」からのデモも行われました。こちらは、「小ぶりなLLM」であるLlama 2をローカルで動かすというもので、議事録やWebページなどを活用してパーソナライズされた作業支援が行われます。自然言語で質問すると、わずか6~7秒で回答が表示されるそうです。便利そうですね!

インテルによれば、今後はこれらのようなAIアプリケーションが数多く登場する見込みだといいます。インテルは「AI PCアクセラレーションプログラム」を通じて100社以上のISV(独立系ソフトウェアベンダー)にAI技術の採用を呼びかけており、2025年までに1億台のPCに導入されることを目指しています。

これからのテクノロジーの進化がますます楽しみですね!新たなCPU「Core Ultra」の登場により、ローカルでのAI活用がより手軽になることは間違いありません。わたしも早く手に入れて、クリエイティブな作業がさらに快適になることを楽しみにしています!それではまた次の記事でお会いしましょう♪

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