こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、なおです!
今回は興味深いニュースをお伝えします。米ロサンゼルス拠点のメディア・エンターテインメント企業であるインパクト・セオリー(Impact Ttheory)が、NFTの未登録証券募集を行ったとして、米証券取引委員会(SEC)から訴訟を起こされたそうです。
なんでも、インパクト・セオリーは2021年の10月から12月にかけて、「ファウンダーズ・キー(Founder’s Keys)」と呼ばれる3段階のNFTを提供・販売していたんだそうです。この販売の際に、同社は投資家に対して、NFT購入を同社事業への投資だと勧めていたとのことです。
しかしこの件についてSECは、投資契約であり、有価証券であるとして、インパクト・セオリーを告発したようです。
SECは「登録がなければ、あらゆる種類の投資家が、証券取引法が長年提供してきた強固な情報開示やその他の保護措置による保護を奪われることになる」と述べたそうです。
それにしても、NFTの未登録証券募集とは、まさに初の事例ですね。この件については、賛否が分かれる意見もあります。
例えば、SECの一部の委員は、インパクト・セオリーの誇大広告には懸念があるものの、未登録証券の販売と認定することは正当ではないと反対意見を出しています。
彼らは、インパクト・セオリーや購入者の一部の声明は、投資契約を成立させるものではないと主張しています。
さらに、SECはNFTが普及し始めた当初からこの問題に取り組み、指針を示すべきだったと反省の弁を述べているそうです。
NFT(Non Fungible Token)とは、ブロックチェーン上で発行される代替が不可能なトークンのことです。NFTはデジタルデータの個別の価値を表現するために使用されており、画像や映像などのデジタルデータと関連付けられています。ただし、NFTの機能や表現できる価値は、使用するブロックチェーンやマーケットプレイスによって異なるので、注意が必要です。
まとめると、インパクト・セオリーがNFTの未登録証券募集を行ったことで、米SECが訴訟を起こしたというニュースでした。NFTの未登録証券募集は初の事例であり、このニュースには賛否の声が上がっています。今後はSECがNFTについての指針を示すことで、この問題が解決していくといいですね!
それでは、次回のブログ記事もお楽しみに!
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