こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、なおです!最近のビジネスニュースに注目してみましたら、インボイス制度に関する調査結果が発表されたそうで、その内容を紹介したいと思います。
インボイス制度は、2023年10月に開始され、受け取った請求書が「適格請求書」の要件を満たしていない場合、仕入税額控除の適用が受けられないという制度です。これにより、企業は制度に正しく対応する必要があります。
ところが、Sansanが実施した調査によれば、制度開始から3カ月が経過しても、3分の1以上の企業が対応に課題を抱えているとのことです。
制度に課題を抱えている企業の中で、最も多かったのは「適格請求書の要件を満たすかどうかの確認」でした。64.8%の企業がこの課題を抱えているそうですね。また、「不備があった場合の修正対応」も63.4%の企業が遭遇している課題です。
一方、問題なく対応できていると回答した企業の中で、最も多かったのは「従業員へのインボイス制度に関する説明・周知」でした。36.3%の企業がこの取り組みを行っているそうです。
その他にも、外部サービスの導入による「経理業務のデジタル化」や二重チェックの体制強化など、様々な取り組みが行われているようです。
また、企業規模によって取り組みが異なることも分かりました。従業員数が1,001名以上の企業は「経理業務のデジタル化」に取り組んでいる一方、従業員数が101名~1,000名の企業は「従業員への説明・周知」が主な取り組みとなっているようです。
インボイス制度を導入した企業の中で最もメリットを感じているのは、「請求書の検索や管理がしやすくなり生産性が向上した」と「紙の用紙代や印刷代などのコストが減った」という点でした。
他にも、ペーパーレス化により時間やスペースを有効活用できるようになったという声も多く寄せられているようです。
こうした調査結果からわかるように、インボイス制度は多くの企業にとって必要なものでありながら、適切な対応が求められています。これからも注目していきたいですね!以上、なおがお伝えしました!