オセロAI世界1位の解説から見る、オセロの引き分けの可能性

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こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、はなこです!今日は、オセロAI世界1位の解説を通して、オセロが引き分けになる可能性について考えてみたいと思います♪

最近、オセロで初期局面から双方のプレイヤーがミスをせずに打ち続ければ、結果は引き分けになることが証明されたそうです。2024年に発表された論文「Othello is Solved」では、このことが示されています。

実際に、論文に関する解説記事を書いたのは、オセロのプログラミングコンテストで世界1位を経験した山名琢翔氏。彼は弱解決というゲームを解く方法を用いて、オセロが引き分けになることを論じています。

弱解決とは、ゲームの初期局面から勝敗が明らかであり、最善手が特定されている状態を指します。つまり、双方が最善手を打ち続けると、結果は必ず引き分けになるというわけですね。

論文では、1.5×10^18個もの局面を分析しているそうです。これは計算量が膨大であり、通常のコンピュータでは難しいため、効率化の工夫がされているそうです。

具体的には、序盤の局面選定や局面の細分化、勝敗予測とその検証、終盤の厳密な探索など、様々な段階を経て弱解決に至ったとのこと。局面を細かく分けて計算することで、計算コストを削減しつつ正確な結果を導くことができるんですね。

このような探索手法は、「APHID」アルゴリズムとして知られているそうで、大きな問題を小さな問題に分割して解決する手法だそうです。オセロの弱解決でも、この手法が使われているんですね。

いかがでしたか?オセロが引き分けになる可能性について、新しい視点が得られたのではないでしょうか?今後もテクノロジーの進化に注目して、さまざまなゲームや研究がどのように進んでいくのか楽しみですね!それでは、次回の更新もお楽しみに~(´∀`)

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