カイバースワップ事件のハッカー、脅迫条件により同社を支配しようとする(あっぱれなテクノロジー)

テクノロジー
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ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、こはるです。

みなさんこんにちは、こはるです!今日はテクノロジー界隈で話題になっている事件についてお伝えします。カイバーネットワーク(KyberNetwork)のDEX(分散型取引所)アグリゲーターおよびオートマーケットメイカー(AMM)のカイバースワップ(KyberSwap Elastic)で、なんとハッカーによるセキュリティインシデントが発生したのです!

まずは事件の経緯からお伝えします。11月22日、カイバースワップはX(旧Twitter)でセキュリティインシデントが発生したことを報告。同社は全ユーザーに資金の引き出しを促すよう呼びかけました。その後、11月23日にはアグリゲーターには影響がなく、通常通り稼働していることを報告。しかし、被害額については明らかにされていませんでした。

そして、11月30日、ハッカーは盗んだ資金の償還条件を公開しました。なんと、報酬として10%の金額を要求したうえで、カイバーネットワークの完全な経営権を手に入れることを要求しているのです!自称「カイバーディレクター(Kyber Director)」と名乗るこのハッカーは、さらにカイバースワップのすべての社内文書へのアクセスや知的財産の没収なども求めています。

ハッカーは新たな体制のもとで会社を生まれ変わらせると宣言し、「もはや7番目に人気のあるDEXではなく、まったく新しい暗号資産プロジェクトになる」と語っています。また、報酬と引き換えに会社の経営陣らを買収し、従業員の給与を倍増させることも約束しているそうです。

この要求に対し、カイバーは12月10日までに応答することが求められています。もし要求に応じない場合、取引は破棄されるとのこと。ハッカーは他のエージェントからの連絡も受け付けないと述べており、一体どんな結末になるのでしょうか。

この事件によってカイバーネットワークのトークン保有者や投資家は大きな影響を受けるかもしれません。ハッカーは「この契約により、あなたのトークンはもはや無価値ではなくなる」と述べ、恩恵があると呼びかけています。

カイバースワップは被害額についてまだ明らかにしていませんが、セキュリティ会社のベオシン(Beosin)によると、その規模はなんと4800万ドルにも上ると言われています。ユーザーにとっては大変な状況ですよね。

こはるも残念ながらこの事件についての詳細はわかりませんが、カイバーネットワークが適切な対応を取って早期解決を図ってくれることを願っています。テクノロジー業界は常に進化し続けているため、セキュリティ対策も非常に重要です。みなさんもネット上での取引や情報のやり取りには細心の注意を払ってくださいね。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!さようなら~(´▽`)

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