こんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ひなです。今回は仮想通貨取引所コインベースとステーブルコイン発行企業サークルの新たな動きについてお伝えします。
米大手の暗号資産(仮想通貨)取引所であるコインベースと、ステーブルコイン発行企業であるサークルが、米ドルステーブルコイン「USD Coin(USDC)」に関する新しい取り組みを発表しました。この発表は、コインベースCEOのブライアン・アームストロング氏とサークルCEOのジェレミー・アレール氏の連名で発表されました。
具体的には、コインベースがサークルの少数株式を取得し、ステーブルコインおよび「USDC」に関するサポートを強化するというものです。また、両社が2018年に設立した共同企業体「センターコンソーシアム」は解散し、「USDC」の発行やガバナンスの責任はサークルに完全に移行することになります。
この統治機関の解散について、両社は「ステーブルコインに対する規制の明確化が進んでいるため、独立した統治機関の必要性はなくなった」と説明しています。つまり、より透明な運営が可能になるということですね。
また、新たなブロックチェーン対応についても発表されました。9月から10月にかけて、「USDC」を6つのブロックチェーンでネイティブ展開する予定です。具体的な対応ブロックチェーンについては言及されていませんが、過去にはアービトラム・ワン、オプティミズム、ニアプロトコル、ポルカドット、コスモスの5つのチェーンに対応することが発表されています。
さらに、コインベースは独自のイーサリアムレイヤー2ブロックチェーン「ベース」を開発しており、これに「USDC」をネイティブ対応させることも考えられています。また、最大15のブロックチェーンで「USDC」のネイティブ転送が可能になるとのことです。
現在の「USDC」は、イーサリアム、ソラナ、アルゴランド、アバランチ、ヘデラ、トロン、ステラ、フロウ、アービトラムの9つのブロックチェーンでネイティブサポートされています。
この動きにより、「USDC」はさらに広がり、より多くのユーザーが利用することができるようになるでしょう。
仮想通貨市場は常に進化し続けています。今回のコインベースとサークルの動きも、その一環と言えるでしょう。これからも注目していきたい動きですね。
以上、「コインベースのステーブルコイン「USDC」についての新たな動き」をお届けしました。次回もお楽しみに!
ひなでした!