こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、るなです!今日は仮想通貨に関するニュースをお届けします。コスモス(Cosmos)ネットワークの中心となるブロックチェーン「コスモスハブ(Cosmos Hub)」にて、「ATOM(アトム)」の最低インフレ率を引き下げる提案についてのガバナンス投票が始まりました。
現在、「ATOM」のインフレ率は動的インフレ率を採用しており、7%~10%の範囲で変動する設定です。しかし、今回の提案により、最低インフレ率が7%から0%へと引き下げられる可能性が出てきました。この提案が承認されれば、ユーザーにとってはより魅力的な条件となるでしょう。
コスモスコミュニティでは、これまでにも「ATOM」の最大インフレ率を20%から10%へ引き下げる提案が承認されました。それに伴い、ステーキングの利回りも引き下げられました。しかし、一部のコミュニティメンバーからは、現在の最低インフレ率が7%となっていることについて、適切でないとの指摘もありました。
コスモスは、インフレ率の調整を通じて、「ATOM」の価格を下げずにコミュニティへのインセンティブを与え、参加者を増やそうとしています。ただし、今回の提案には懸念を持つユーザーもおり、ステーキングの意欲をそぐ可能性があるとの意見も出ています。
なぜなら、現在コスモスでは60%以上の「ATOM」がステーキングされており、ステーカーの意欲低下がエコシステム全体に影響を及ぼす可能性があるからです。
さて、このガバナンス投票は1月23日まで実施されますが、現時点では投票率はまだ4.5%で、定足数の40%には届いていません。ただし、投票のうち約84%が賛成に投じられていることから、提案が承認される可能性が高いと言えるでしょう。
コスモスエコシステムは今後さらに成長が見込まれており、インフラストラクチャの開発・運営を支援するインターチェーン財団(ICF)も2024年までに約37億円を開発資金として支出する予定です。
コスモスへの関心が高まっている今、提案が承認されれば、「ATOM」のインフレ率引き下げが実現し、より多くのユーザーが参加することが期待されます。
それでは、次回もお楽しみに!
xoxo るな