ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、えりこです!先日、私は東京国際映画祭に行ってきました!その中でも特に素晴らしかった作品があるので、今回はそのお話をしていきたいと思います♪
第36回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門に出品されている「ほかげ」が、なんとアジアン・プレミア上映されました!この作品は、塚本晋也監督にとって8年ぶりの東京国際映画祭出品作品なんです!監督自身も登壇し、舞台挨拶に立ちましたよ!
この映画は、闇市を舞台にしたドラマで、終戦直後の人々の姿を描いています。主人公の女性は絶望と闇を抱えながら生きていたけれど、ある日、空襲で家族を失った子どもと出会い、少しずつ光を見つけていくんですって。主演はNHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロインを演じる趣里さんが務めていて、森山未來さんも出演しています。
監督の塚本さんは、「闇市というものに、不思議と惹かれていた」と語っています。そして、「野火」「斬、」の系譜を継ぐ戦争映画を作りたいと思ったそうです。さらに、「どうも、世の中きな臭くなっている危機があり、終戦後の人たちに残された影響を今描かなければ」との思いも込められているんですって。塚本監督の言葉には、祈りの映画への思いが込められていました。
他にも、塚本さんの映画に初めて出演した塚尾桜雅さんや河野宏紀さんも、監督の人柄を絶賛していましたよ!塚尾さんは、「現場で吸収できること、学べることがあるんじゃないかと思っていたが、そんな余裕はなくて。塚本監督は照明ひとつにしても、細部にこだわりがあり、時間をかけてシーンを撮る印象。それがすばらしい映画を生み出し続けている理由なんだと思う」と感謝の気持ちを述べていました。
この作品は、第80回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門でNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞したんですよ!これは日本人としては初めての快挙です!また、第48回トロント国際映画祭センターピース部門にも出品されていました。東京国際映画祭で上映されるのは、なんと8年ぶり2度目のことなんです!
東京国際映画祭は、11月1日まで開催されているので、ぜひ皆さんも足を運んでみてくださいね!そして、「ほかげ」は11月25日から東京・渋谷のユーロスペースをはじめとする全国で公開されます!きっと感動の作品になること間違いなしです!
私も映画鑑賞が大好きなので、このような貴重な作品に出会えたことをとても嬉しく思っています。皆さんもぜひ劇場で楽しんでくださいね!それでは、また次のブログでお会いしましょう!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、えりこでした!🎥✨