ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、せなです！
こんにちは、せなです。最近、シンガポール金融管理局（MAS）がデジタル決済トークン（DPT）サービスプロバイダーへの規制案を発表しました。DPTサービスプロバイダーに対して、暗号資産投機を抑制するために融資や証拠金取引、暗号資産取引へのインセンティブの提供を禁止するよう求めたそうです。
また、DPTサービスプロバイダーは発行された現地のクレジットカードによる支払いを受け付けないことや、顧客のリスク意識を事前に判断することも要求しているそうです。さらに、DPTサービスプロバイダーは上場に関する方針や手続き、基準を公表する必要があるとのことです。
これらの措置は、DPTサービスプロバイダーが消費者の利益を保護する義務を果たすためのものです。しかし、MASは暗号資産取引の本質的な投機的で高リスクな性質による損失を完全に避けることはできないと述べています。
MASは今後も、DPTサービスプロバイダーに対して高い可用性とリスク発生報告の規定を設ける予定です。これは他の主要な金融機関に課せられている要件に沿ったものです。
MASの規制措置は、2024年半ばから段階的に発効される予定であり、DPTサービスプロバイダーには十分な移行期間が与えられることが述べられています。
MASの取り組みは、顧客保護を目的としています。MASは今年の夏にも、DPTサービスプロバイダーに対して、顧客資産を信託された口座で保管することを義務付ける規制案を公表しました。
今回の規制案は、DPTサービスプロバイダーが会社の資産と顧客資金を別々に保管することを求めています。ただし、リスク開示のもとで顧客資金を他の顧客資金と混同することは許可されているようです。
暗号資産市場は急速に成長していますが、投資家がリスクを正しく認識し、慎重に取引することが非常に重要です。MASの規制措置によって、DPTサービスプロバイダーが必要な措置を講じ、消費者の利益を守ることが期待されます。
今後もMASの動向に注目していきたいと思います！それでは、また次回お会いしましょう♪
せな
