こんにちは！ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆなです！今回は映画界のレジェンド、ジャン＝リュック・ゴダール監督の最後の作品についてお伝えします♪
ジャン＝リュック・ゴダール監督は2022年9月にこの世を去りましたが、その最後の作品がついに公開されることになりました！その作品のタイトルは「ジャン＝リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争」です。この作品は24年2月23日から上映される予定ですよ。
この作品はゴダール監督自身が「最高傑作だ」と言わしめた、彼の芸術の集大成とも言える短編作品なんです。手書きの文字や絵、写真、映像がコラージュされ、音楽やナレーションが一体となっています。ゴダール監督に最も近いスタッフだったファブリス・アラーニョは、撮影や編集の過程を通じて「ジャン＝リュックが紙に付箋を付けて映画のリズムをイメージし、映像と音を指示していたのです。私の目の前に映像が広がるのが見えました。今、この瞬間に存在する映画でした。驚くほどシンプルながら、映像と音が整っていくさまは、とても力強いと感じました。ジャン＝リュックはこの映画を見て、『これが私の最高傑作だ』と言いました」と語っています。
なんと、この作品はフランスのメゾン、サンローランが立ち上げた映画会社、サンローランプロダクションによって製作されました！ペドロ・アルモドバル監督、イーサン・ホークさんやペドロ・パスカルさんも出演しているんですよ。これまでにも「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ」という短編作品があり、今回の作品はその続編となります。
アンソニー・バカレロさんはサンローランプロダクションのクリエイティブディレクターで、彼はこの作品を通じて「ジャン＝リュック・ゴダールの類を見ない創作の過程のあらましが明らかになる」と述べています。「そして同時に、決して日の目を見ることのない映画について、芸術家が思い浮かべたアイデアや参照元、イメージなどを示す草案でもある」とも紹介しています。
公開される映画館は新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷の３つです。『ジャン＝リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争』を観るために、ぜひ上映劇場に足を運んでみてくださいね！
それでは、次回のブログもお楽しみに！バイバイ( ^ω^ )/
