スマホアプリの入手方法が変わる? 国がサイドローディング義務化の理由に迫る!

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こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、はるこです!最近、日本政府がスマートフォンのアプリ入手方法に関して大きな変更を考えているというニュースがありました。そこで、内閣官房デジタル市場競争本部事務局の成田達治次長に取材を行い、サイドローディングに対する問題点や疑問について聞いてきました。今回はその内容をご紹介します!

実は、スマートフォンのアプリは今までOS標準のアプリストアからのみ入手することが一般的でした。しかし、日本政府は「デジタル市場競争会議」という場で行われた議論の結果、OS標準のアプリストア以外からのアプリ入手を可能にする「サイドローディング」を義務化する方針を打ち出したのです。ただし、アンドロイドはすでにサイドローディングに対応しているため、主な対象はAppleのiPhone向けOSであるiOSです。

Appleは現在、App Store以外からのアプリダウンロードを原則認めていません。これにより、他の企業がアプリストアに参入する機会に制限がかかり、競争が阻害されているという指摘がありました。政府はその指摘を受けて、先の会議でサイドローディングの義務化についての結論を出したのです。

この動きは日本だけでなく、欧州連合(EU)でも同様の動きが見られます。2023年5月に施行された「デジタル市場法」では、サードパーティ製のアプリやアプリストアのインストールを義務付けています。日本政府の動きも、世界的なトレンドに沿ったものと言えるでしょう。

ところが、Appleはサイドローディングによってマルウェアが侵入する可能性があるため、セキュリティを懸念して強く反対しています。また、ITに詳しい人々からも同様の理由で義務化に反対する意見が多く寄せられています。

そこで、私は成田達治次長に取材を行い、政府の考え方を確認してきました。成田次長は「サイドローディングの義務化により、より競争が活発化し、ユーザーのニーズに合ったアプリが提供されるようになることを期待している。また、セキュリティ面に関しては厳しい審査基準を設けることで対応していく」と述べていました。

サイドローディングの義務化が実現すれば、ユーザーはApp Storeだけでなく他のアプリストアからもアプリを入手できるようになる可能性があります。これにより、より多様なアプリが提供され、ユーザーの利便性が向上するかもしれません。

ただし、セキュリティ面には十分な対策が必要です。もちろん、マルウェアの侵入リスクが増える可能性もあります。そのため、政府は審査基準を設けることでセキュリティの面でも安心して利用できる環境を作りたいと考えているようです。

いずれにせよ、今後サイドローディングが義務化されるかどうかはまだ不透明です。Appleと政府の折り合いがつくかどうか、そしてセキュリティ面での対策がどれほど進むのかが焦点となります。

今回の取材を通じて、サイドローディングに関する様々な疑問や問題点について理解することができました。私たちの生活に欠かせないスマートフォンのアプリについての動向は、今後も注目が集まることでしょう。新しい情報が入り次第、またご紹介していきますので、お楽しみに!

それでは、今日はこの辺で、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、はるこでした!またお会いしましょう~♪^^

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