ソニーが、没入型空間コンテンツ制作システムを発表しました！これには、新しいXRヘッドマウントディスプレイと、3Dオブジェクト操作に最適化したコントローラーが含まれています。これにより、クリエイターが現実と仮想空間をシームレスに行き来し、没入感のある空間コンテンツを制作することが可能になります。
まず、XRヘッドマウントディスプレイは、1.3インチの4K OLEDマイクロパネルを搭載しています。そして、両眼で8Kを実現することができます。さらに、Qualcommの「Snapdragon XR2+ Gen 2」を搭載しており、高精細かつ安定的に描画することができるのだそうです。これにより、3D制作ソフトウェアで扱うサイズの大きい3Dモデルも、綺麗に描画することができます。
また、このシステムでは、6つのカメラとセンサーによるビデオシースルー機能や空間認識機能が備わっています。さらに、直感的に操作できるリング型コントローラーや、精密な指示が可能なポインティングコントローラーも装備されています。これにより、ヘッドマウントディスプレイを装着したままキーボードと併用した作業が可能になります。長時間の使用にも配慮されており、重量配分やパッド素材、形状の最適化も行われています。
このシステムは、エンターテインメント領域や工業デザインなど、さまざまな分野で利用することができます。特に、独Siemensとの協業により、エンジニアリングソリューションにも活用される予定です。また、実寸大モデルの確認や、3Dモデルの制作・修正なども行えるそうです。さらに、遠隔拠点間での同時レビューにも対応しており、システムを装着したまま作業することができるとのことです。
このソニーの没入型空間コンテンツ制作システムは、2024年中に発売される予定だそうです。今後、より没入感のあるコンテンツが生み出されることに期待が高まります。私たちユーザーは、この新しい技術を楽しみに待ちたいですね！ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、こなでした！
