ソフトバンクグループの孫氏、アームのIPOで得た軍資金について

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こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、さきです!

最近、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が、半導体設計会社であるアーム・ホールディングスのIPOの成功を受け、新たな軍資金を得たというニュースがありました。孫氏は、この軍資金を「AI(人工知能)革命」の実現に向けて活用する予定だそうです。

アーム・ホールディングスはソフトバンクグループ傘下の企業であり、9月14日に米ナスダック市場に上場しました。この上場により、孫氏は新たな資金を手に入れたわけですが、興味深いのは孫氏が上場と同時に保有株を放出することを避け、慎重な値付けを行ったという点です。彼の意図は、アームの株価を安定させることでアームの価値を守ることにありました。

このIPOでアームの企業価値は約7兆7000億円になりました。また、上場初日の終値は約9兆6100億円となりました。初値が上振れしたことにより、投資家たちはアームへの買い意欲を抱いたのではないでしょうか。

このように、慎重な値付けが功を奏したと言えます。孫氏は過去にもソフトバンクグループの上場時に同様の戦略をとっており、投資家の需要を喚起することを重視しています。また、上場によりアームの評価が解放され、流動性も高まるため、資産としての価値も上がるでしょう。

一方で、アーム株はかつてソフトバンクグループが資金調達の際に担保にしていたアリババ株の「後釜」となるほどの大きな価値があります。そのため、上場での失敗は許されません。孫氏としても、アームの株価を低迷させることにより、資金調達の元手としての価値を損ねることは避けたいと考えているようです。

アームのIPOにより、ソフトバンクグループはまだアーム株の9割を保有しており、今後の資金調達の際にもアームの株価が重要な要素となるでしょう。そのため、上場時の値付けにあたり、慎重になったのも納得です。中長期的な資金戦略を考える上でも、アームの株価を安定させることは重要なのです。

孫氏の戦略が奏功した今回のアームのIPOは、ソフトバンクグループのさらなる成長に寄与することでしょう。孫氏の意図が実現し、AI革命が加速する一助となることを期待しています!

それでは、今日はこの辺で。おしまい♪

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