こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、しほこです!最近、タクシーやバスの運転手が車内に氏名を掲示することがなくなったそうです。それについて、いろいろと考えさせられるニュースですよね。まさにSNS時代の到来なのかもしれません。そこで今回は、プロ意識や仕事への責任感について考えてみたいと思います。
昔はタクシーやバスの運転手が氏名を車内に掲示することが一般的でした。それによって、プロ意識や仕事への責任感を示すことができたのです。しかし、最近ではSNSの普及によって実名がさらされるリスクが高まっています。私たちのプライバシーを守るためには、氏名の公表を見直す必要があるのかもしれません。
タクシーの運転席横には、従来は運転手の氏名が書かれた「運転者証」が掲げられていましたが、新しいものでは登録番号しか書かれていないそうです。これは、道路運送法施行規則の一部改正によるもので、氏名の掲示義務がなくなったからだそうです。
この動きはタクシーだけでなく、バスにも広がっています。両備ホールディングスをはじめとする企業では、乗務員の氏名の掲示を取りやめています。その理由としては、社員のプライバシーを守ることや、トラブルを防ぐことが挙げられています。実際に、アイドルと同姓同名の乗務員や女性乗務員がSNS上でトラブルに巻き込まれるケースがあったそうです。
一方で、氏名掲示がなくなったからといって、乗務員のサービスレベルが低下するわけではありません。むしろ、コールセンターやスマホアプリを通じて利用者の声を集め続けることで、企業はサービスレベルを向上させていくことが求められるでしょう。
氏名掲示がなくなったのは、鉄道においても同じです。JR西日本の在来線列車では、乗務員の名札の掲示が廃止され、代わりにロゴが掲げられるようになりました。これは、国鉄から民営化された過程で名札の掲示が導入されたものでしたが、現在ではその必要性が見直された結果です。
このニュースを見て、私は考えさせられました。プロ意識や仕事への責任感は、氏名の掲示だけによって示されるものではないと感じます。社員の働きやすい職場環境や利用者へのサービスの質を向上させることが、本当のプロ意識だと思います。
SNS時代において、個人情報やプライバシーの保護は非常に重要です。私たちは、自分自身の情報や他人の情報をSNS上で共有することに注意しなければなりません。それと同じように、企業や公共機関も、個人情報の保護に努めるべきです。
今回のニュースは、タクシーやバスの乗務員の氏名掲示が廃止されるという単なる変化だけではなく、私たちの働き方やプライバシーについて考えるきっかけになりました。社会の変化に合わせて、柔軟に対応していくことが求められるのかもしれませんね。それでは、また次のブログでお会いしましょう!