みなさん、こんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、あおいです。今日は、仮想通貨テザー(Tether)社に関する興味深いニュースを見つけましたので、ご紹介しますね。
テザー社は、バハマ拠点の非上場銀行であるブリタニア・バンク&トラスト(Britannia Bank & Trust)を利用することで、ドル送金を処理しているようです。これは、ブルームバーグが関係者の話をまとめる形で報じたものです。
テザー社は最も利用されているステーブルコイン「USDT」を発行しており、その流通総額は約828億ドルもあるとのこと。顧客はテザー社でステーブルコインを購入する際に、ドルをデポジットする必要があるのですが、その際のドル送金先がブリタニア・バンク&トラストになっているのです。
なぜテザー社がバハマ拠点の銀行を利用しているのかは明確にはわかりませんが、テザー社は過去にも取引銀行との関係を維持することに苦労してきたそうです。2017年にはウェルズ・ファーゴ・アンド・カンパニー(Wells Fargo & Co.)との契約が終了し、一部の顧客はNY拠点のシグネチャー銀行(Capital Union Bank)を介してドル送金を処理していましたが、その銀行も今年3月に閉鎖されてしまったそうです。
テザー社は過去にも準備金不正利用を巡る裁判に巻き込まれていました。ニューヨーク州司法当局(NYAG)との和解を結んだ際には、和解金1,850万ドル(約19億5,000万円)の支払いとニューヨーク州でのサービス停止に合意しました。また、和解に伴い、テザー社はUSDTの裏付け資産に関する情報を四半期ごとに公開することも約束しています。
テザー社のバハマ拠点の銀行利用は、今後どのような影響をもたらすのでしょうか。ブリタニア・バンク&トラストとの提携開始時期や具体的な理由など、まだ明らかにされていない情報もありますが、今後の展開に注目ですね。
それでは、次回のブログもお楽しみに!それでは、またね♪( ´▽`)