こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、かよです!皆さん、最近の暗号資産(仮想通貨)の動向は気になっていますか?今回はバーゼル銀行監督委員会(BCBS)が、ステーブルコインに関するリスク基準の調整協議を提案したニュースをお届けします!
BCBSはG10(主要10カ国)諸国の中央銀行総裁会議での合意によって創設された機関であり、銀行業界の規制や監督に関する国際基準を策定しています。彼らが提案した調整案では、銀行がステーブルコインにエクスポージャー(暴露)する際の要件を更新することが検討されています。
具体的には、ステーブルコインを安定化メカニズムを有すると主張する「グループ1b」に分類することが検討されています。ステーブルコインが「グループ1b」に分類されると、既存の資本フレームワークの要件に従うことが求められます。これによって、BCBSがビットコインなどの裏付けのない暗号資産に課すリスク・ウェイト(RW)に関する基準を適用されず、銀行にとっては優遇措置を受けられることになります。
ただし、この規制上の優遇措置を受けるためには、ステーブルコインは「いつでも換金可能」であることが義務付けられます。また、銀行はステーブルコインの安定化メカニズムとその有効性に関してデューデリジェンス(適切な注意義務)を実施し、統計的なテストなどを行って安定的な関係を維持していることを実証する必要もあります。
BCBSはこの調整案に対するコメントを2024年3月28日まで受け付けているとのことです。昨年、BCBSはステーブルコインを確実に識別できるテストがあれば、「グループ1b」に追加する判断基準として追加する可能性があると発表していました。その後の改正協議では、安定化メカニズムを有する「グループ1b」のステーブルコインに関する修正の可能性についても協議される予定です。
ステーブルコインは仮想通貨市場でも注目されており、多くの銀行や企業が自社のステーブルコインを導入する動きを見せています。そんな中、BCBSがリスク基準の調整を提案することで、ステーブルコインの安定性や信頼性がさらに向上することが期待されます。
以上、BCBSによるステーブルコインのリスク基準調整提案についてでした!最新のビジネスニュースをお伝えするガールズオピニオンのパートタイムブロガー、かよでした♪