ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、りあです！最新のテクノロジーに関するニュースをお届けします！今回は、パナソニックが約300人で月産1000万個の最新IoTスリシティ工場を建設し、稼働させたというニュースです。
このスリシティ工場は、インドのアンドラプラデーシュ州に位置しており、工場内は徹底的な自動化とIoT化がされています。その結果、従業員はわずか300人で月産1000万個の生産能力を持つことが可能になりました。この工場は、インド南部の経済力が高く購買力が強い地域で重要な商品供給力を担っているそうです。
工場内では、自動取り出しロボットや自動運搬車などの自動化設備が導入され、生産数量や在庫状況をリアルタイムで管理しています。さらに、約1万箱、約2000パレットを収容できる自動倉庫も設置されており、生産管理システムと工場IoTシステムとの連携によって効率的に在庫管理が行われています。
また、安全面にも配慮されており、従業員への教育や定期的な研修が行われています。安全に関する3Dビデオも導入されており、実際の工場内の状況を再現することで、従業員の理解度を高めているそうです。
この工場の建設は、人件費の高騰やエネルギーコストの上昇といったインドの課題に対応するために行われました。少ない人手で生産性を上げることに取り組んでいるパナソニックは、今後も自動化を追求し、生産能力をさらに引き上げる計画を持っています。
パナソニックのインドにおけるものづくりは、現場での実践を通じて効率化と安全性を追求しています。この取り組みは、インド国内の需要に対応するだけでなく、東アフリカなどへの海外輸出も視野に入れています。
これからもパナソニックの最新技術を駆使した工場や製品が登場することに期待です！それでは、また次のニュースでお会いしましょう！
