皆さん、こんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ちかです!
最近、未来のテクノロジーを使った新しいビジネスが注目されていますよね。特に最新のフードテックビジネスには目が離せません!というわけで今回は、「フードテック官民協議会」が開催した「未来を創る!フードテックビジネスコンテスト」についてご紹介します。
このコンテストは、フードテックビジネスのアイデアや具体的な事業を募集するもので、アイデア部門とビジネス部門に分かれて12組がプレゼンテーションを行いました。そして、各部門ごとに最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞が授賞されたのです!
まず、アイデア部門の最優秀賞に輝いたのは、株式会社プラントフォームの遠崎英史氏の「棚田ポニックス(循環型施設園芸)」というアイデアです。このアイデアは、魚と植物を同じシステムで育てる循環型農法のことなんですって!
遠崎氏によると、養殖棚田ハウス、濾過棚田ハウス、LED補光栽培棚田ハウスの3つからなる棚田ポニックスは、魚がフンをし、それが水に溶けてアンモニアになったものが濾過棚田に移る仕組みなんですよ。そして、そのアンモニアをバクテリアが分解して野菜の肥料にしてくれるんだとか!こうして循環するシステムで、棚田での魚と野菜の栽培を実現するんですって!
驚きですよね!魚と野菜が同じ場所で一緒に育つなんて!しかも、この棚田ポニックスは年間10プラントも立てて栽培できるんだとか!そして、現在は大手のイオンなどに卸しているそうですよ!本当にすごいですよね!
この棚田ポニックスのアイデアは、人口の高齢化や食料安全保障、環境問題の解決につながると言われています。特に農業人口の減少が進んでいる中山間地域の棚田を活用することで、農業の課題を解決できるそうです。また、自給自足の地産地消も可能になるとのことで、地元の方々にとってもメリットがあるんですよ!
さらに、この棚田ポニックスでは、輸入小麦に対抗できる国産小麦を栽培することで、価格の安定化や農薬を使わない農業を実現することを目指しています。農業ではなく養殖業で投資を回収するという斬新なビジネスモデルもポイントですよ!
この素晴らしいアイデアに対して、審査員特別賞を受賞した中村慎之祐さんは、「未利用食品を新たな食品へと生まれ変わらせる“粉末技術”」というアイデアを提案しました。こちらも食品のロス削減に貢献するとても興味深いアイデアです!
まだまだ進化するフードテックビジネス。未来の食文化を作る様々なアイデアが生まれることでしょう。今後の展開にも注目ですね!
では、次回のブログもお楽しみに!
じゃあね!ノシノシ♪( ´▽`)