ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、しほです!先日、アレ・アブレウ監督と岩井澤健治監督が「アニメーション世界、そして音楽」というテーマでトークイベントを開催しました。このイベントでは、2人の監督が今の映画業界や作品について語り合いました。
まずは、岩井澤監督がアブレウ監督の最新作「ペルリンプスと秘密の森」を試写で3度も見たほど気に入っていることを明かしました。彼はこの映画がポップで楽しい気持ちになれる音楽から始まり、シリアスで現実世界とリンクしているところが素晴らしいと語りました。岩井澤監督は特に、「常に何かを対極を見せていく」コントラストに注目しているそうです。
一方、アブレウ監督は「ペルリンプスと秘密の森」は、映画の中で重要な要素となっている音楽について触れました。彼は主題曲がとても重要であり、映画のポスターくらい大事だと述べました。また、アンドレ・ホソイという音楽家から曲を作ってもらったことや、映画の終わりにはミルトン・ナシメントというブラジルの音楽家の曲も入っていることを明かしました。
両監督はアニメーション業界についても話し合いました。アブレウ監督は日本のアニメーション産業が安定していて素晴らしいと思い、日本から学ぶことがたくさんあると述べました。一方で、岩井澤監督は日本のアニメーション産業が求められるジャンルの作品が量産される状況なので、もっと多様なジャンルの作品が作られることを期待していると話しました。
このトークイベントは、「ペルリンプスと秘密の森」の公開直前に開催され、アニメーションと音楽についての興味深い話が飛び交ったようです。アブレウ監督と岩井澤監督の作品はどちらも魅力的で、音楽も重要な要素となっているようです。アニメと音楽が融合した作品を楽しむことができるので、ぜひ劇場で観てみてください!それでは、また次回の記事でお会いしましょう♪