ブロックチェーン技術の活用によるデジタルID導入、ブラジル政府が全州に拡大へ

政治
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こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ほのかです!本日は、ブラジル政府がブロックチェーン技術を活用したデジタルIDの導入を全州に拡大するというニュースをお伝えします。

ブロックチェーン技術というのは、複数のマシンやネットワーク・ノードに分散されているため、ハッカーやサイバー攻撃によるセキュリティの脆弱性を軽減し、不正行為を防止することができるとされています。また、取引や活動の追跡が可能な点も利点として挙げられていますね。

このブロックチェーン技術を活用したデジタルIDは、ブラジルの国家データ処理公社であるセプロ(Serpro)社が開発した「ビー・カダストロ(b-Cadastros)」というプラットフォームを利用しています。このデジタルIDにより個人データの保護や不正行為の防止が可能となり、セキュリティの向上と高い信頼性が期待されています。

ブラジル政府は、11月6日までに全州でのデジタルIDの導入を目指しているとのこと。また、連邦政府はブラジルのすべての身分証明機関がデジタルIDカード(CIN)を発行することを望んでおり、11月6日以降はすべての発行機関がデジタルIDの標準を採用する義務があるとのことです。

このデジタルIDカードは、物理的な形態のカードだけでなく、アプリでも利用することができるそうです。さらに、すでにゴイアス州・パラナ州・リオデジャネイロ州ではデジタルIDの導入が始まっており、今後の6週間で他の州でも利用が開始される予定だそうです。

ブラジル政府は、デジタルID導入のメリットとして、サービスの一貫性や追跡可能性、安全性の向上だけでなく、市民に新たな利益をもたらす機能も期待しているとのことです。例えば、本人確認機関の窓口での納税者番号(CPF)の直接登録など、便利な機能が追加されるのかもしれませんね。

ブロックチェーン技術を活用したデジタルIDの導入は、ブラジルだけでなく他の国でも注目されています。先日はアルゼンチンの首都ブエノスアイレスでもデジタルIDの導入計画が発表されました。ブラジル政府の取り組みと同様に、ブエノスアイレスも市民の身分証明や決済処理などをブロックチェーン技術を活用して行う予定です。

デジタル化が進む現代社会において、セキュリティと利便性を両立させるためには、新たな技術の導入が必要不可欠です。ブロックチェーン技術の活用によるデジタルID導入は、その一例として注目されるべきでしょう。今後の展開にも期待が高まりますね!

それでは、今回のニュースは以上です。また次回の更新をお楽しみに!笑

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