ベニーが愛を渇望する姿に心揺さぶられた「システム・クラッシャー」が公開されます!

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みきです!今回は映画の予告編やポスタービジュアルのお披露目についてお伝えします。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

「ただママと一緒にいたいだけ――」9歳の少女ベニーの心揺さぶる物語が、映画「システム・クラッシャー」として描かれます。ベニーは幼少期に父から受けたトラウマを抱え、問題行動を繰り返すことから施設を転々とします。しかし、彼女の願いはただ一つ、「ただ、ママのもとに帰りたい」ということなのです。この切ない願いが、観る者の心を打ちます。

映画の予告編では、ベニーが中指を突き立て絶叫する場面が満載です。社会の理不尽と戦いながらも、彼女はママを呼び続けます。学校に行くことを拒否し、刃物を振り回したり鎮静剤を打たれたりと、彼女を取り巻く現実が映し出されています。それでもなお、ベニーの目には愛を渇望する視線が宿っており、見る者を射抜きます。

ベニーを演じたのは、10歳のヘレナ・ゼンゲル。彼女は全身全霊の慟哭を演じ切り、ドイツ映画賞の主演女優賞を歴代最年少で受賞しました。その演技には圧倒されること間違いなしです!

予告編に使用されている「Ain’t Got No, I Got Life」という曲も注目のポイントです。この曲は、「何も持ちえない自分」という絶望と、「それでも命と自由だけはある」という希望を歌っています。歌詞には深いメッセージが込められており、劇中でも効果的に使用されているんですよ。

「システム・クラッシャー」は第69回べルリン国際映画祭で2冠を達成し、数々の映画賞に輝いています。監督・脚本を手がけたノラ・フィングシャイトは、本作が長編映画デビューとなりました。彼女は、ホームレスのための避難所生活に関するドキュメンタリーの撮影中に、ベニーを含む攻撃的な子どもたちの存在を知り、リサーチを経て映画化することを決意したそうです。

「システム・クラッシャー」の公開は、4月27日から東京のシアター・イメージフォーラムを皮切りに全国で順次行われます。ぜひ劇場でベニーの物語を体感してみてくださいね!それでは、次回の更新まで、みなさんお元気で〜♪

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