ベネズエラの政府主導の暗号資産「ペトロ(PTR)」が廃止される!

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ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆうこです!今日は、国営暗号資産「ペトロ(PTR)」の廃止についてお伝えします。

政府主導の暗号資産「ペトロ(PTR)」がベネズエラで廃止されるという報道がありました。バロンズ(Barron’s)という金融情報誌によると、ペトロが取引可能なウェブサイト「パトリア・プラットフォーム(Patria Platform)」のウォレットが閉鎖される予定とのことです。

これまでペトロは、ベネズエラの石油埋蔵量を裏付け資産としていたため、注目を集めていました。しかし、野党からは石油埋蔵量を担保に借り入れを行うことは違法だとの声が上がっており、物議を醸していました。

また、政府はペトロを国家サービスの支払いに使用するよう義務付けるなどの施策を講じていましたが、浸透することはありませんでした。結局、ペトロは一部の国家業務に限定されていたようですね。

今回のペトロの廃止は、石油事業における不正が関連しているとされています。実際、ペトロを監督する国家暗号資産監督庁の長官が国際的な麻薬取引と関連して指名手配されたことがありました。この事件により、元ベネズエラ石油相の辞任や暗号資産取引所の閉鎖などが引き起こされました。

ベネズエラは近年、経済危機に悩まされています。経済制裁の影響や石油生産の減少などが原因で経済破綻が起こっています。さらに、インフレ率も非常に高くなっており、経済の混乱が続いています。

一方で、ベネズエラ人の10.3%が暗号資産を所有していることが報告されています。これはアメリカ人やイギリス人よりも多い割合です。ベネズエラでは法定通貨であるバリボルに対する信頼が低いため、暗号資産が人々にとって魅力的な選択肢となっているようです。

最近では、ベネズエラ中央銀行が中央銀行デジタル通貨(CBDC)「デジタルボリバル」の発行計画を発表しましたが、実現することはありませんでした。

ベネズエラの経済状況は今後も厳しいものとなるでしょう。一方で、暗号資産の需要が高まっていることは注目されます。今後の動向にも要注目ですね!以上、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆうこでした♪

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