みなさん、こんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆりこです♪
今回は、第36回東京国際映画祭で上映されたペマ・ツェテン監督の最後の作品、「雪豹」についてお伝えします!この映画は、急逝した監督の温かい人柄を感じさせる作品となっています。
ペマ・ツェテン監督は、チベット・ニューウェーブの先駆者として知られており、残念ながら今年の5月にこの世を去ってしまいました。しかし、その遺作のひとつとなる「雪豹」は、彼の才能と人間性が充分に詰まった作品として注目されています。
物語は、チベットの山村で起こる出来事を描いています。雪豹が牧場の羊を襲ってしまったことで、人々の間で意見が対立する様子が描かれています。このドラマは、チベットの文化や風景を通じて、人々の心の葛藤や魅力を浮き彫りにしています。
さて、この映画には、ジンバ、ション・ズーチー、ツェテン・タシといったキャストが出演しています。ジンバは、「羊飼いと風船」「轢き殺された羊」など、ペマ・ツェテン監督の作品によく出演している俳優です。彼は本作でも主人公の兄を演じており、雪豹を殺すべきだと主張する役どころです。ジンバは、撮影の雰囲気について「自分も監督も寡黙な人で口数が少ない」と述懐し、現場では基本的に指示がなかったものの、監督との話し合いや相談を通じて作品を完成させたそうです。
一方、ション・ズーチーやツェテン・タシも、ペマ・ツェテン監督との共同作業を通じて多くの学びを得たと話しています。ション・ズーチーは、以前から監督の作品を大好きで、そのチームに入る機会を待ち望んでいたそうです。そして、「雪豹」の企画が持ち上がった際にオファーを受け、喜んで出演することになりました。一方、ツェテン・タシは、監督のドキュメンタリー映画に出演し、その後2年ほど経ってから「雪豹」の脚本を受け取ったそうです。彼は、監督の面倒見の良さや気遣いに感謝しており、「人間としても多くのことを学びました」と語っています。
この作品がペマ・ツェテン監督の最後の作品ということで、会場には彼の映画のファンがたくさん詰めかけました。会場では、彼の思い出話を聞きたいというリクエストも寄せられ、温かいムードに包まれた瞬間もあったようです。
最後に、「雪豹」を見た女性客からは感動の声が寄せられました。彼らは、監督の温かい人柄や才能を再確認できたようで、その感動を共有したいと伝えていました。
第36回東京国際映画祭は11月1日まで開催されますので、興味のある方はぜひ足を運んでみてくださいね♪
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!みなさん、素敵な映画ライフをお楽しみくださいね♪ バイバイ(๑˃̵ᴗ˂̵)و