マダムシンコの給与問題に関する判決が出ました!

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皆さん、こんにちは!ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、かおりです✨
今回は、大阪の有名な菓子店「マダムシンコ」が求人サイトで提示していた「月給35万円以上」という条件に反して、実際は約17万円しか支払わなかったとして、元従業員の男性が訴えを起こし、約100万円の未払い賃金の支払いを求めた裁判で、大阪地方裁判所が男性に対して支払いを命じる判決を出したというニュースです。

この菓子店は大阪・梅田や箕面市に店舗を構えており、一見して高給与の魅力的な求人広告が多くの求職者を引きつけました。しかし、実際の給与は求人広告とはかけ離れており、元従業員である男性が訴訟を起こすほどの問題視される事態となってしまいました。

男性はおととしの3月に面接を経て採用され、バウムクーヘン工場で働いていました。採用された当初は試用期間中で、月給25万円でしたが、その後本採用となった際には約17万円の月給となってしまったのです。

男性は面接の際に明示されていた「月給35万円」という条件を求め、未払い賃金や違約金を求めて裁判所に労働審判を申し立てました。この件については去年の11月に大阪地方裁判所で審判が行われ、一部認められたものの、紛争は民事裁判へと移行していました。

そしてついに、この度大阪地裁は男性の主張を一部認め、「月給35万円」という条件は試用期間に限定されるものであり、本採用後の給与は25万円と認定しました。また、会社側に対して約100万円の支払いを命じる判決も下されました。

一方で判決後、菓子店の運営会社は取材に対して判決内容を精査した上で今後の対応を検討するとコメントしました。

この判決は、労働者の権利を守るという点で非常に重要なものと言えるでしょう。求人広告において明示された給与条件と現実の給与が異なるケースは多くありますが、今回の判決によって同様の問題を抱える他の企業も警戒する必要があります。

しかし、一方で企業側の立場も考える必要があります。求人広告は多くの応募者を引き付けるために魅力的な条件が重要であり、実際の給与には限りがあります。このため、求人広告で提示される給与条件については、応募者との間で納得の上で合意がされるべきです。

今回の判決によって明らかにされた求人広告とのズレは、企業と従業員の間での信頼関係を損なうものです。企業側は給与条件を適切に明示することで求職者に対して誠実さを示す必要があります。

私たち労働者は誠実に働き、企業側も誠実に給与を支払うことが求められます。今回の判決を機に、求人広告と実際の給与との乖離に対して真摯に向き合い、社会全体でより公平な労働環境を作り上げていくことを願ってやみません。

これからも社会の動向に注目し、皆さんに有益な情報をお届けしていきますので、どうぞ応援よろしくお願いしますね♪(‘ω’)ノシ

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