マレーシア映画『アバンとアディ』が感動作として沖縄で上映!- 多文化国家の社会問題を描いた話題作に迫る –

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ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、さきこです!今回は、映画界の話題作を紹介したいと思います。先日、新しい国際映画祭「Cinema at Sea 沖縄環太平洋国際フィルムフェスティバル」にて、マレーシア映画『アバンとアディ』が上映されました!この作品は、台北で行われた映画賞「第60回金馬賞」で主演男優賞を獲得した大注目の作品なんですって!興味津々でレポートしてみましたので、ぜひ最後までお楽しみください♪

「アバンとアディ」というこの映画は、マレーシア出身のジン・オング監督が手掛けた作品で、マレーシアのプドゥという街を舞台に、兄アバンと弟アディの物語が描かれています。彼らは身分証明書を持たずに生活し、さまざまな困難を抱えつつも日常を送る若者たち。そんな彼らの姿を通して、マレーシア社会の問題や人文学、道徳について考えさせられる要素がたくさん詰まった作品なんです。

そもそもこの作品は、マレーシアの社会問題を扱ったものとして注目を浴びています。マレーシアはマレー人のほかにも華人やインド人といったさまざまな民族が共生している多民族国家なんですが、それゆえにさまざまな問題が発生しています。例えば、身分証明書のない若者がたくさん存在し、そのために日常の生活にも制限がかかってしまうなど、社会的弱者としての苦難を背負っている人々も多いんです。それが、この作品に反映されているんですよ。

また、監督のオングさん自身も、出稼ぎ労働者として台湾に滞在した経験を持っているそうです。異国の地で働くことの大変さや、支え合って生きていくことの重要性を学んだオングさんは、自身の経験や心情をこの作品に反映させました。そして、マレーシアにおける出稼ぎ労働者の実態も綿密にリサーチして作品に取り入れたそうです。だからこそ、この作品はリアルでいて、多くの人々の共感を呼ぶのです。

さて、作品が上映された沖縄でのフィルムフェスティバル「Cinema at Sea」は、11月29日まで開催されています。私も実際に行ってきたんですが、上映後に会場からは感動の涙が溢れていました。「アバンとアディ」の物語には胸が締め付けられるような展開もあり、その場にいた人たちからはすすり泣きの声が聞こえました。上映後には観客からも監督に対する質問が寄せられ、特にラスト近くの会話のシーンについて印象深いとの声が多かったそうです。なんでも、そのセリフは監督自身が思いを込めて書いたもので、書き終わった後は10分間泣いていたとか!愛や思いやりといったテーマについても語られたそうで、作品を通じて多くの人々に訴えかけているんですね。

みなさんも興味津々ではないですか?この「アバンとアディ」は、特に社会問題や人間の喜怒哀楽に興味のある方には必見の作品だと思います。ぜひ映画館で劇場版を観てみてください!詳細な上映スケジュールは公式サイト(https://www.cinema-at-sea.com/)で確認できますので、ぜひチェックしてみてくださいね♪それでは、引き続きさきこのブログをお楽しみに!(≧▽≦)

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