こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆいです！今回は、イーサリアム（Ethereum）の共同創業者であるヴィタリック・ブテリン氏の最新の主張についてお伝えします。ヴィタリック氏は、イーサリアムのスケーリングソリューションである「プラズマ（Plasma）」への評価を再検討するべきだと自身のブログで主張したそうです！
プラズマは、イーサリアムが「ロールアップ」が一般的になるまでの間に使用されていたスケーリングソリューションです。ところが、クライアント側のストレージ要求が大きいため、他のアプリケーションへの使用が難しかったり、支払いの処理以外には活用することができないという理由で、プラズマからロールアップに取って代わられてしまいました。
しかし、ヴィタリック氏によれば、プラズマは再び注目されるべきだとのことです。現在ではゼロ知識証明（zkp:zero knowledge proof）を用いた技術「ZK-SNARK（ZKスナーク）」が登場しており、その技術を活用することでクライアントのストレージ要求に関する問題を解決できると語っています。ヴィタリック氏は、プラズマが過小評価されているとして、再評価を呼びかけているのです。
ただし、ヴィタリック氏自身も、プラズマを支払い以外のアプリケーションに適応することの難しさを認めています。しかし、彼は将来のサプライズも期待できると述べており、私たちが見守っていく必要がありますね。
ヴィタリック氏のブログでは、プラズマのセキュリティ面やプライバシーシステムにおける限界も詳しく説明されています。さらに、日本人起業家の日置玲於奈氏および藤本真衣氏がCo-Founderを務めるステートレスzkRollupプロジェクト「Intmax（イントマックス）」も紹介されています。彼らのプロジェクトは、プラズマのプライバシーシステムの限界に対処するための方法を提案しているようです。
ヴィタリック氏は定期的にイーサリアムに関する意見を発信しており、そのたびに賛否両論が巻き起こっています。以前は、リキッドステーキングサービスによる中央集権リスクについての投稿を行い、イーサリアムのプロトコルへの機能追加を検討するという内容で、批判を浴びたこともありました。
ヴィタリック氏の主張により、再び注目を浴びることになるかもしれないプラズマ。今後の展開が楽しみですね。私たちもヴィタリック氏の動向を注視し、今後のイーサリアムの発展に期待しましょう！以上、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、ゆいでしたー！
