中国の若者労働者たちのリアルな姿を追った制作秘話

社会
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こんにちは、ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、みさです!今回は、世界的ドキュメンタリー作家ワン・ビン監督による最新作「青春」についてご紹介します。

まず、この「青春」は中国・浙江省湖州市織里の工場で働く若者労働者たちの姿を追った作品。長時間労働や低賃金といった厳しい状況の中で、彼らは恋愛や友情、裁縫スキルの向上を目指し、明るい笑顔で日々を過ごしています。労働者たちの生活を追うカメラワークは自然で、まるで彼らと一緒に過ごしているような感覚に陥ります。

ワン・ビン監督はなぜ湖州を舞台に選んだのか、なぜこのテーマを選んだのか。それは、中国政府の手続きを経ずに撮影できる小さな工場があったから。彼は現地の人々との人間関係を築き、自由な環境を作り上げました。

また、労働者たちとの信頼関係を築くために、数年にわたって撮影を続けたというエピソードも。彼らの若さと生き生きとしたエネルギーを映し出すことが、監督の狙いだったそうです。

中国の若者労働者たちのリアルさを描いた本作は、国内では公開されず、国際的な映画祭でのみ上映される予定。彼らは自分たちが映画の被写体になることを理解しているのか、という質問に対して、ワン・ビン監督は「彼らは映画のことを理解しておらず、映画が完成した後のことも想像できないかもしれない」と答えています。

ワン・ビン監督は「中国人も仕事を探すのが大変な状況」とコメント。彼の作品は文明の違いを超えて、普遍的なテーマを描いていると語ります。彼は日常の息抜きとしても映画を楽しんでおり、自分の生活に変化があったことから、今後はドキュメンタリー以外の作品にも挑戦するかもしれないとのこと。

「青春」は中国の若者たちの姿を通して、人々に考えさせるメッセージを届ける作品。ワン・ビン監督の熱い想いが詰まった作品に、ぜひ注目してみてくださいね!それでは、次回の更新もお楽しみに!🎥✨

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