ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、らんです。
最近、中高年の方々が医療保険を解約したいと考えているというニュースを耳にしました。本日は、その理由と解約のタイミングについて考えていきたいと思います。
私は、保険代理店に勤めていた経験があり、保険相談にも携わってきました。一番多い相談内容は、「今入っている保険を解約してもいいのか、そして解約のタイミングはいつなのか」というものでした。
保険の解約のタイミングには、大きく分けて3つのジャンルがあります。
1.死亡保険
2.医療保険・がん保険・就業不能保険
3.貯蓄・運用目的の保険
まず、死亡保険ですが、これは主に世帯主の死亡に備えるための保険です。子どもが自立した時点で解約することが多いですが、相続対策として終身保険を利用する場合もあります。
終身保険は、相続対策に有用な保険です。銀行預金や投資信託は相続時に税金がかかりますが、保険金は一定額まで非課税となるため、遺族にとってはありがたいですよね。そのため、加入者が亡くなるまで継続することがおすすめです。
次に、医療保険・がん保険・就業不能保険ですが、これらの保険には疑問が持たれることがあります。医療費に関しては、国の医療保険制度のおかげで自己負担額は上限があります。大病にかかった場合でも自費で対応する方が賢明だと言えます。
実際、あるネット生保の決算情報によれば、保険料収入の55%が給付金支払いに使われているそうです。つまり、「医療保険」や「がん保険」から10万円の給付金を受け取るためには、18万円近い保険料を払う必要があるということです(具体的な情報が欲しい場合はお問い合わせください)。
もちろん、中高年の方々からは、「これから病気にかかりやすくなる年齢なのに、保険を解約するのは損ではないか?」という懸念が寄せられることもあります。
しかし、医療費に関しては、先ほどもお伝えしたように、国の医療保険制度があり、自己負担額には上限があるので、大病にかかっても自費で対応する方が経済的には得策です。将来の不安を解消するために、適切な判断をすることが大切です。
以上が、医療保険の解約のタイミングについての考え方です。中高年の方々が保険を解約する際には、自身の状況や将来の目標を考慮して判断していただきたいと思います。
保険は個々のライフスタイルや生活環境によって必要性が変わってくるものです。いつ解約するべきなのかは、一概には言えません。そのためには、保険のプロに相談することが重要です。助言をもらいながら、自分に合った解約のタイミングを見極めてくださいね。
ガールズオピニオンのパートタイムブロガー、らんでした。以上、中高年における医療保険の解約についての考察でした。今後もお得な情報をお伝えしていきますので、お楽しみに!